No.1951 フレビア・レモン&ホップ(麒麟)

 キリンとセブン&アイが共同開発した発泡酒です。麦のコクや甘みがありながら苦味は少なく,ホップのさわやかな香りをレモンが一層引き立てる,香り・ほのかな甘さ・キレのある後味のベストバランスを実現した新しいおいしさです。香りの相性にこだわり,フルーティーな爽やかさが特徴のカスケードホップと,シチリア産のレモンを選定。煮沸工程の後半に香りつけのホップを投入するレイトホッピング製法でアロマを付与し,苦味を抑えた爽快な香りの発泡酒を実現しています。原材料は,麦芽・ホップ・大麦・コーン・スターチ・糖類・レモン果汁・酸味料・香料です。アルコール度数3%。300ml213円。
(2014.12.9.)
No.1952 極ZERO(サッポロ)

 サッポロから発売された世界初のプリン体ゼロの新ジャンル「極ZERO」。売り上げは好調でしたが,国税当局の調査を受け,新ジャンルではないとの指摘を受けて,今年6月に販売終了を発表。 あらためて発泡酒として,8月に再販売という異例の事態となりました。税率変更による値上げは,売上減少の危機とも思われましたが,一連の騒動によって,むしろ知名度が上がり売上もアップしました。他社も追随し,新ジャンルに奪われていた発泡酒の人気が復活しています。確かに旨いです。とりあえず,別物としてカウントします。
(2014.12.10.)
No.1953 クリアアサヒ・摘みたてホップ(アサヒ)

 11月26日,2014年収穫の山形県産ホップを使用した期間限定の新ジャンルです。摘みたてのホップを使用する事で,「クリアアサヒ」ブランドならではのクリアな後味はそのままに,爽やかな香りを実現しました。とのことですが,底まで舌が肥えていないので,違いは分かりませんでした。でも,缶のデザインは爽やかでいいです。このごろの新ジャンルは,ビールと遜色なく飲めるので,ありがたいです。美味しくいただきました。原材料は,発泡酒(麦芽,ホップ,大麦,コーン,スターチ)スピリッツ(大麦)です。アルコール度数5%。350ml124円。
(2014.12.11.)
No.1954 ささ(真備竹林麦酒醸造所)

 岡山県倉敷市にある小さな醸造所が造るクラフトビールです。吉備土手下麦酒醸造所の指導の下,2011年11月に創業した新しい醸造所です。定番のビールは3種類あります。本日の1本は,ペールエール・スタイルの「ささ」です。無ろ過・非加熱で酵母が生きたままの本物の味わいです。原料は全て外国産ですが,味の決め手であるホップはオリジナルブレンドで,苦みの中にうま味があります。とてもフルーティーで美味しい手作り感溢れる1本です。個人的には,もう少し甘みを抑えめにして,ホップの苦みを強くすると好みかなと思いました。喉ごしは意外にドライです。アルコール度数5%。500ml520円。
(2014.12.25.)
No.1955 やた(真備竹林麦酒醸造所)

 昨日に続き, 岡山県倉敷市の吉備土手下麦酒醸造所です。スタイルは,スタウトでしょうか,濃厚な黒ビールです。バランスがよく,濃厚な割にゴクゴク飲めるスッキリ感がいいです。このような小さな醸造所のビールを飲むのは,とても楽しいです。個性的で,ほかにはない発見があります。地ビール解禁のブームが去り,実力のある醸造所が生き残っています。また近年は,レベルの高い醸造所が次々オープンし,第2次ブームの様相です。ありがたいことです。地ビール巡りの旅は続きます。アルコール度数5%。500ml520円。
(2014.12.26.)
No.1956 ハブ・エールVer.20(エチゴ)

 久しぶりにHubに行きました。あまりにも久しぶりなので,Ver.20になっていました。Ver.20は,英国定番のビタリングホップ「ターゲット」と「チャレンジャー」を使用しています。「ターゲット」の強く心地よい苦みと「チャレンジャー」の華やかな香りがいい感じに仕上がっています。全体の基調を「ケントゴールディングス」で取りながら,「ターゲット」と「チャレンジャー」がアクセントになっています。スッキリ飲みやすく,結局1パイントを2杯飲んでしまいました。そのあとは,お決まりのギネスで仕上げとしました。実に満足です。
(2014.12.27.)
No.1957 たけ(真備竹林麦酒醸造所)

 岡山県倉敷市のクラフトビール,真備竹林麦酒醸造所が造るビターで濃厚なモルト風味の「たけ」です。これで,定番の3本制覇です。3本飲んで思ったことは,岡山市にある吉備土手下麦酒醸造所の協力の下,醸造しているだけあって,とても似ています。兄弟のような感じです。共通するのは,クラフトビールならではの個性と手作り感。大手メーカーに追随するクラフトビール醸造所が増えてきた昨今,貴重な存在です。アルコール度数5%。500ml520円。
(2014.12.28.) 
No.1958 ドリーム・オア・リアル・ドア・ナイト(三石耐火煉瓦)

 岡山県備前市にある三石耐火煉瓦株式会社のレストラン,レ・マーニ・ビラが醸造する発泡酒です。独自のレシピと磨かれた技術により,爽やかさと芳醇さを特徴としたヨーロッパ伝統の上面醗酵の発泡酒です。グラスに注ぐと,濃いぶどう色でワインのように深みがあります。口に含むと,フルーティーな甘みがあり,スッキリしていて飲みやすいです。アルコール度数は,8%あるそうですが,全く感じさせません。ゴクゴク飲めるので,悪酔いに注意が必要です。副原料として,地元岡山が日本一の生産量を誇る黒豆を使用しています。オリジナリティあるれる1本でした。500ml600円。
(2014.12.29.)
No.1959 ドリーム・オア・リアル・ドア・デイ(三石耐火煉瓦)

 昨日に続き,岡山県備前市のドリーム・オア・リアル・ドアです。ナイトと対をなすデイ。エールスタイルの発泡酒です。ナイトと同じく,副原料に黒豆を使用しています。グラスに注ぐと,エールらしい黄金色。口に含むと,麦芽の旨味が広がります。ふくよかで柔らか,クラフトビールのお手本のようなバランスのとれた逸品でした。発泡酒とはいえ,かなりのレベルです。なかなか行く機会がない岡山県ですが,現地で飲めたらさぞ,美味しいことでしょう。アルコール度数5%。500ml600円。
(2014.12.30.)
No.1960 真紅な恋心(ゼンワークス)

 岡山県岡山市の吉備土手下麦酒醸造所が造る季節限定の発泡酒です。副原料に葡萄のカベルネソーヴィニヨンを使用しています。グラスに注ぐと,やや赤みがかった,紅茶のような色に期待が高まります。口に含むと,葡萄を中心としたフルーティーなフレーバーが広がります。かなり酸味も強く,ビアカクテルのようです。少々値段は高いですけど,このような個性的なビールを飲めるのもクラフトビールならではです。アルコール度数5%。330ml550円。
(2014.12.31.)

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215.本日のビール(179)No.1951〜1960