No.1881 スーパーゼロ(アサヒ)

 最近流行のプリン体ゼロと糖質ゼロが特長の発泡酒です。新たな原料として,米乳酸発酵液を採用することによって,ビールに近い本格的な飲みごたえを実現したそうです。とは言っても,あくまで発泡酒,麦酒とは全く異なる味です。それでも,別の飲み物としてとてもうまいです。原材料は,麦芽エキス,ホップ,カラメル色素,アルコール,食物繊維,米乳酸発酵液,酸味料,香料,乳化剤,調味料(アミノ酸),酸化防止剤(ビタミンC),甘味料(アセスルファムK)となっています。アルコール度数は5.5%です。350ml122円。他社商品より,ちょっと安かったです。
(2014.9.13.)
No.1882 淡麗プラチナダブル(キリン)

 サッポロの極ゼロ類似品が続きます。世界初の特許技術「プリン体カット製法」により実現した,プリン体0,糖質0機能と,すっきり爽快な飲みやすさとキレのある苦味による飲みごたえを両立したバランスのとれた味わいの発泡酒です。原材料は,麦芽・ホップ・大麦・糖類・カラメル色素・スピリッツ・香料・酸味料・加工デンプン・甘味料(アセスルファムK)です。各社飲み比べて思うことは,ビールの味には近くないということ,別物としてうまいということです。価格が魅力的なので,ビールに代わって主流になりそうな勢いです。アルコール度数5.5%。350ml130円。
(2014.9.14.)
No.1883 スーパードライ・ドライブラック・バースタイル・オレンジ(アサヒ)

 「ドライブラック」の新しい楽しみ方を提案する「バースタイル」の第2弾です。黒ビールのコクと爽快でキレ味のよいドライテイストが楽しめるアサヒスーパードライ・ドライブラックに,オレンジの爽やかな風味とほのかに香るミントフレーバーを組み合わせたビアカクテルです。氷を入れてもおいしくいただけるとのことですが,まさにその通り,ビールというよりは,オレンジ入りのコーラ酎ハイといった感じです。ビールからはほど遠いです。原材料は,麦芽,麦芽エキス,ホップ,米,コーン,スターチ,香料で,発泡酒扱いです。アルコール度数5.5%。350ml178円。
(2014.9.15.)
No.1884 グランドキリン・ブラウニー(キリン)

 グランドキリン・シリーズのサークルKサンクス・バージョンです。セブンイレブン・バージョンとは異なり,香ばしい麦芽のコクと,ホップの引き締まった苦味が特長となっています。ディップホップ製法を採用し,ひと手間かけたホップを発酵中に漬け込み,複雑な香味を引き出しています。グラスに注ぐと,地ビールのようですが,口に含むとスッキリした洗練された味,さすが大手のなせる技です。アルコール度数は,6.5%とやや高めです。330ml245円。
(2014.9.15.)
No.1885 深煎りの秋(アサヒ)

 クリスタル麦芽と呼ばれるほのかに甘い風味をもつ麦芽の一種を,通常より深くローストすることにより濃い色に仕上げた麦芽を使用した季節限定新ジャンルです。麦芽由来の香ばしさや,コク,味わい,深い液色を実現しています。正直,まずい地ビールなんかより,よほど旨いです。ビールと言っても遜色がない旨さに感動しました。さすが,大手メーカーです。原材料は,発泡酒(麦芽,ホップ,大麦,コーン,スターチ),スピリッツ(大麦)です。アルコール度数6%。350ml100円。安すぎます。これは買いですね。気に入りました。
(2014.9.16.)
No.1886 銀河高原アルト(銀河高原)

 銀河高原ビールの新製品です。銀河高原といえばヴァイツエン・スタイルがあまりにも有名ですが,意外にいろいろなスタイルに挑戦しています。このアルトスタイルもよく言えば完璧なアルトスタイルと言えると思います。ただ,ドイツスタイルは,今は旬ではありません。今が旬のアメリカン・エール系に比べると,古くさいイメージがします。味の方は当然,銀河高原ですから安定感ありますが,昔流行った地ビールを飲んでいるような印象です。安心して飲める上質なビールですが,個人的には少し物足りないです。アルコール度数4.5%。350ml258円。
(2014.9.17.)
No.1887 チャールズ・クイント・ゴールデンブロンド(ベルギー)

 久しぶりのベルギービールです。このところご無沙汰していました。1500年に現在のベルギーのゲントに生まれ,のちにローマ皇帝になったチャールズ5世にちなんだスペシャル・エールです。ハーブのようなホップ香,甘味とほどよい苦味のある後味が特徴のバランスの良いビールです。アルコール度数8.5%とは思えない瑞々しいさっぱり感があります。原材料には,トウモロコシも使用しています。日本には以前「ケイゼル・カーレル」と言う名前で入荷していました。No.282と中身は同じようです。330ml248円。ユーラシアトレーディングが輸入しています。
(2014.9.21.)
No.1888 エストレーリャ・ガリシア・セルベサ・エスペシアル(スペイン)

 緑と水に恵まれたスペイン北西部ガリシアで醸造されているスペインビールの代名詞,ラガービールです。創業は,1906年,軟水の仕込み水と100年伝わる変わらぬ製法で造られています。原材料には,副原料としてコーンを使用していますが,味わいは,キリンのクラシックラガーに似ています。スッキリした喉ごしと,芳醇な味わいが特徴です。アルコール度数5.5%。東京のリベラジャパンが輸入しています。330ml248円。(2014.9.22.)
No.1889 セーフ・ビール(ベルギー)

 このビールは,19世紀ベルギー第二の都市であるアントワープでよく飲まれていましたが,世界大戦の影響などを受けビール醸造所とともに製法が失われ,いつしか時代と共に消滅してしまった幻のビールだそうです。グラスに注ぐと,ヒューガルデン・ホワイトのような柑橘っぽい爽やかさとイースト臭が感じられます。口に含むと,フルーティーで,ドライな喉ごしです。麦の香りとほのかな酸味がマッチしています。原材料は,大麦麦芽,小麦麦芽,ホップ,オート麦,糖類,そばで,発泡酒扱いです。アルコール度数6.5%。330ml420円。ユーラシアトレーディングが輸入しています。
(2014.9.23.)
No.1890トンゲルロー・プリオル(ベルギービール)

 ハーヒト醸造所の黄金色のフルボディータイプのアビィ・ビールです。「プリオル」とは修道院長を意味し,トンゲルローのビールのなかで最高峰と言われています。口に含むと,麦芽が放つ甘く香ばしいフルーティーな香り,濃厚な甘みと酸味のバランス良い味わい,スパイシーさもあり,渋みのある後味が特徴です。原材料は,麦芽,ホップ,糖類,オレンジピール,コリアンダーです。アルコール度数9%と,なかなか強烈です。ユーラシアトレーディングが輸入しています。330ml380円。
(2014.9.25.)

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208.本日のビール(172)No.1881〜1890