No.61.パウラナー・ヘーフェバイスビア(ドイツ)

 遂にドイツビールの看板の一つであるヴァイスビアが,缶ビールで日本に上陸しました。しかもトップブランドであるパウラナー社が誇る極上のヘーフェ・ヴァイスビアです。これまで通販でお世話になっていましたが,コンビニで買える幸せ。ありがたいです。キメの細かい泡,確かな酵母の香り,バランスの取れた華やかで飲みやすい味わい。ドイツを代表する銘柄だけあって,どれをとっても非の打ちどころのない完成された味わいです。ヴァイスビアを知るならまずはこのビールから。飲めばわかる納得の美味しさです。アルコール度数5.5%。330ml。
(2014.9.18.)
No.486 サグレス・プレタ(ポルトガル)

 以前飲んだビールとラベルのデザインが変わっていたので,久しぶりに飲んでみました。サグレス・プレタはポルトガルのヴィアロンガにあるSCC社により製造されているビールです。醸造所の設立は1934年で,吸収合併を繰り返しながら事業を拡大してきました。サグレス・プレタは黒ビールでありながら同社の看板ブランドになっています。見た目とは違い,とてもスッキリしているデュンケル・スタイルです。原材料には,麦芽,ホップのほか副原料としてコーンを使用しています。アルコール度数5%。330ml300円。コルドンヴェールが輸入しています。
(2014.9.24.)
No.26 冬物語(サッポロ)

 今年で26年目を迎える季節限定ビールのパイオニアです。まだ秋ですが,つい買ってしまいます。中味は,昨年同様1988年発売当時の深みのあるコクと苦味を再現するために,ホップを煮沸の前後2回に分けて添加し,丁寧に仕込んでいます。さらに今年は,仕込み温度の最適化によりきめ細かいクリーミーな泡を実現したそうです。パッケージは,冬を連想させるアイコンとして雪の結晶を中央に大きく配し,今年のキャッチコピーである「日本の冬ビール」を明記することで,冬の代表的なビールであることを訴求しています。原材料は,麦芽,ホップ,米,コーン,スターチです。アルコール度数5.5%。350ml198円。
(2014.10.3.)
No.812 冬麒麟(キリン)

 2010年から発売されている冬季限定の新ジャンルです。「」は、冬に飲むのにふさわしい、マイルドな味わいが特長の冬季限定新ジャンル商品です。しっかりとした味わいとスムーズな飲みごこちが特徴です。缶のデザインは,冬の夜空から雪の結晶が舞い降りるイメージで,缶全体に雪の結晶を配し,冬の情緒がより感じられるデザインとなっています。ビールの味とは違いますが,350ml108円と安いので,たまにはいいかなと思いました。アルコール度数5%。製造工場は,北海道千歳工場,仙台工場,取手工場,横浜工場,名古屋工場,神戸工場,岡山工場,福岡工場と計8工場。けっこう力が入っています。
(2014.10.6.)
No.25 琥珀ヱビス(サッポロ)

 プレスリリースより。「琥珀ヱビスは,通常,樽生として味にこだわりを持つ飲食店でのみ取り扱いいただいておりますが,ご自宅でも楽しみたいという多くのお客様からのご要望に応え,今年も琥珀ヱビス缶を限定発売します。ブランドとしてさらに磨きをかけ,お客様にこれまで以上の満足をお届けするべく,クリスタル麦芽を含むロースト麦芽比率を増量し,さらに香ばしさとコクを高め,液色もより美しい琥珀色の輝きに進化させました。」350ml218円。アルコール度数5.5%。毎年,何となく飲んでいますが,ヱビス版秋味といったところでしょうか。秋にぴったりの琥珀色です。
(2014.10.8.)
No.1037 冬の贈り物(アサヒ)

 麦由来の贅沢なコクとフルーティな香りが特長の冬季限定新ジャンルです。原麦汁エキス濃度を高めることにより贅沢なコクを引き出しています。さらに、独自の製法によってフルーティな香りを生み出し,コクがありながらも爽やかな味わいを実現しています。今年で発売4年目を迎え,アルコール度数を5.5%以上6.5%未満に高めています。原材料は,発泡酒(麦芽,ホップ,大麦,コーン,スターチ,調味料(アミノ酸)),スピリッツ(大麦)です。製造工場は,茨城工場と博多工場です。350ml100円。地元のスーパーでは,冬麒麟より8円安かったです。こんなに美味しくて100円は絶対買いですね。
(2014.10.12.)
No.1148 ゴーヤードライ(ヘリオス)

 水戸の駅ビルで購入して,帰りの電車で飲みました。醸造元HPより。「ビールや発泡酒の苦味はホップによってつくられますが,ゴーヤードライの最大の特徴はホップだけでなくゴーヤーによるスッキリとした苦味が楽しめる点にあるといえます。そして何よりも興味深いのが,苦味のタイムラグです。ホップの苦味は最初の一口でグッとやってきて,スッと引いてゆくのが特徴的ですが,ゴーヤードライが持つゴーヤーの風味と味わいは,そのホップ独特の苦味が引いた後から爽やかに口のなかで広がり始めます。」
(2014.10.18.)
No.290+1682 クローネンブルグ(フランス)

 左がブランシュ。フランスのアルザス地方で造られるクローネンブルグビールの小麦を使ったホワイトビールです。ヨーロッパのホワイトビールは小麦の他にコリアンダーなどの香り付けをしますがこのビールには他にレモン果汁が入っています。甘酸っぱい香りで色合いは霞のかかったオレンジ色でレモンの酸味が利いていて後口サッパリと切れていきます。右は,ピルスナーです。フランスを代表するビールです。
(2014.10.25.)
No.589 九十九里オーシャンビール・ペールエール(寒菊銘醸)

 5年ぶりに飲んだ千葉県山武市の地ビールです。以前飲んだときトラベルが違っていたので買ってしまいました。中身は当然同じですが,5年前なので記憶は定かではありません。ドイツ・フランス・イギリスと渡り歩き研究を重ね,ザーツホップとバイツェンシュテファン研究所の酵母にたどり着き,麦芽・ホップ・酵母・水(清酒仕込水使用)だけを原料とした,ドイツの「ビール純粋令」に忠実に醸造したペールエール・スタイルです。アルコール度数5%。330ml400円。
(2014.11.13.)
No.9 一番搾り・とれたてホップ(麒麟麦酒)

 今年もやってきました。10月28日から数量限定で全国発売です。岩手県遠野産のとれたてホップがもたらす,みずみずしく華やかな香りを実現しています。一般的に多くのビールは,ホップの収穫後,品質を保つため乾燥させて使用しますが,このビールは,収穫したばかりのホップを水分が含まれた生の状態で凍結させ,細かく砕いて使用しています。このこだわりにより,旬のホップの個性を最大限に引き出しています。アルコール度数5%。麦芽100%。350ml221円。
(2014.11.13.)

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