No.1861 京都町家麦酒かるおす(キンシ正宗)

 地ビールフェスティバルIN一関,2日目です。1杯目は,北海道の鬼伝説ペールエール。2杯目が,この京都の地ビールです。どちらも,時間限定なので人がたくさん並んでいます。売り切れ必至なので,2日目は,とりあえず,売れ筋からスタートです。江戸時代より酒造りに使われている桃の井の水を使用してつくられた,ケルシュスタイルのビールです。二日酔いもなく順調にスタートです。口に含むと,麦芽のコクと爽やかでフルーティーな風味が感じられ,後味には少し強めのホップの苦味が残ります。バランス良く感じられ,軽やかでありながらも味わい深いビールでした。アルコール度数5%。
(2014.8.24.)
No.1862 志賀高原DPA(玉村本店)

 地ビールフェスティバルIN一関,2日目,3杯目です。私が日本一好きな醸造所,長野の玉村本店が造る樽生専用,ドラフトペールエールです。英国産の最高級モルト「マリスオッター」だけをつかい,厳選されたアメリカ,ヨーロッパのホップに加え,自家栽培の「信州早生」をアロマホップとしてふんだんに使用しています。スーパードライや一番搾りに対抗できるビールを造るというコンセプトの通り,喉ごしはかなりドライな印象ですが,ホップの華やかな香りと爽快な苦味は健在です。アルコール度数5.5%。
(2014.8.24.)
No.1863 ザ・カウンティーズ・ペール・エール(アウトサーダー)

 地ビールフェスティバルIN一関,2日目,4杯目です。昨日も美味しく頂いた,山梨県甲府のアウトサイダーブルーイングのビールです。ペールエールは,好みのタイプ。香ばしい麦芽の味わい,ほろ苦いホップの味わい,そして柑橘系のアロマがほどよく口に広がります。IBUは29とのことですが,もっと苦く感じます。完璧な旨さです。アロマホップは,スロベニア産スティリアンゴールディングスを使用しているとのこと。満足です。アルコール度数5.5%。
(2014.8.24.)
No.1864 スイカ・エール(TYハーバー)

 地ビールフェスティバルIN一関,2日目,5杯目です。昨日飲んだIPAとペールエールは美味しかったのですが,このスイカ・エール,名前からして敬遠していました。今までたまに登場する際物系地ビールで失敗した経験から,嫌な予感がしていたのです。それでも,信頼できるブルワリーなので,酔った勢いもあり飲んでみると,嬉しい誤算です。際物系ではありませんでした。微かにスイカの香りがしますが,バランス良くまとめられています。さすがTYハーバーです。美味しかったです。
(2014.8.24.)
No.1865 カグア・東京ブロンド(日本クラフトビール)

 地ビールフェスティバルIN一関,2日目,6杯目です。上品な香りとすっきり軽やかな飲み口が特徴のピルスナーです。エール系が続いたのでとても美味しく感じます。ネルソンソーヴィンとニュージーランド・ザーツの2種類のアロマホップを組み合わせた独自のレシピによる,洗練された香り高さと華やかな飲み口が特徴です。原材料は,大麦麦芽,小麦麦芽,糖類,ホップです。上質な1杯でした。何だかビールの原点に返ってきた感じです。これまた旨かったです。
(2014.8.24.)
No.1866 アップルマンゴー・エール(TYハーバー)

 地ビールフェスティバルIN一関,2日目,7杯目です。スイカエールが意外にも美味しかったので,こちらのアップルマンゴー・エールにも挑戦してみました。先ほどの東京ブロンドが直球勝負のビールでしたが,こちらは完全に変化球。飲み始めからマンゴーの味が際立ち,けっこう濃厚です。酸味もあります。ただ確かな技術のTYハーバーだけあって,まとめ方が旨いです。バランスのとれた味に仕上がっています。ずっとビールを飲み続け,ちょっと箸休めといったところでしょうか。
(2014.8.24.)
No.1867 湘南ビール・レモングラス・ウェート(熊澤酒造)

 地ビールフェスティバルIN一関,2日目,8杯目です。変化球が続きます。神奈川県茅ヶ崎市の日本酒蔵元,熊澤酒造のレモングラス・ウェートです。「湘南ビール」は,ドイツの伝統的な製法を継承し,原材料は厳選した麦芽とホップ,丹沢山系の伏流水のみを使用,無ろ過,非加熱処理で酵母が生きたピュアでフレッシュなビールです。限定らしく定番にはないベルギー系の深い味わいが特徴です。喉ごしはやや重い感じです。
(2014.8.24.)
No.1868 唐花ペールエール(エチゴ)

 地ビールフェスティバルIN一関,2日目,9杯目です。老舗の新潟エチゴビールです。エール特有のフルーティーな味と香り,ホップの心地よい苦味のある淡色ビールです。少々飲み疲れなのか,刺激の少ないビールです。何だかまったりしています。変化球が続いたせいか,反応が鈍くなってきたのだと思います。本当は,美味しいビールだと思うのですが,ほとんど印象に残っていません。体力の限界が近い感じです。
(2014.8.24.)
No.1869 スタウト(アウトサイダー)

 地ビールフェスティバルIN一関,2日目,10杯目です。さすがに味を変えたくなってきて,あまり好みではないスタウト・スタイルに手を出しました。ホームページを見ると,「コーヒー,カカオを想わせる香ばしい麦芽の味わい,しっかりとしたコク」とありますが,私には甘すぎました。しかも,アルコール度数8%は,10杯目に飲むビールとしては,あまりにもきついです。アウトサイダーは,お気に入りのブルワリーですが,どうもスタウトスタイルだけは,好きになれません。
(2014.8.24.)
No.1870 常陸野ネスト・ラガー(木内酒造)

 地ビールフェスティバルIN一関,2日目,11杯目です。わざわざ一関まで来て,地元茨城の地ビールを飲むというのもなんですが,まだ瓶の商品化はされていない新作ですとのことで,飛びつきました。地元だから褒めるわけではありませんが,傑作です。爽やかでキリリとした強い苦みが利いてます。12杯目は,再びアウトサイダーのIPA。やっぱりアウトサイダー,最高です。茨城と山梨の対決,いい勝負です。
(2014.8.24.)

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205.本日のビール(170)No.1861〜1870