No.1851 六甲ビール37IPAポラリス(アイ・エヌ・インターナショナル)

 地ビールフェスティバルIN一関,3杯目です。神戸市の地ビール,六甲ビールをいただきました。樽限定のシングルホップ・シリーズです。これはかなり好みのビールで柑橘系の香りと強い苦みが最高のバランスです。アメリカンIPAの傑作と言っても過言ではないでしょう。岩手まで来た甲斐があったというものです。このシングルホップ・シリーズというのは,スコットランドのブリュードッグやデンマークのミッケラーでお馴染みですが,日本にもそのような醸造所があることを嬉しく思います。これまでも,シムコー,
ネルソン,ウィラメットなどを醸造しているそうです。
(2014.8.23.)
No.1852 越中風雅(オオヤブラッスリー)
 
 地ビールフェスティバルIN一関,4杯目は,富山の地ビールです。ペールエールスタイルの越中風雅です。淡いレンガ色,キャラメルのような麦芽香とグレープフルーツを想わせるホップの香りが見事です。ジュースのようにゴクゴクいけます。厳選したファインアロマホップとノーブルホップを使用し,2種類の酵母で二段階発酵させることにより,味と香りに磨きをかけたそうです。スッキリしていて,それでいてコクと香りが抜群,言うことありません。アルコール度数5%。
(2014.8.23.)
No.1853 越後の龍(エチゴ)

 地ビールフェスティバルIN一関,5杯目は,大分県由布市のゆふいんビール,「ゆふの香り」を頂きました。そして,6杯目が,新潟の「エチゴビール」です。地元新潟のダイニングJoJoとのコラボレーションビールです。越後の龍は,戦国大名である上杉謙信の異名ですが,ネーミングぴったりの限定の樽生IPAです。IPAならではの苦味とグレープフルーツのような柑橘系のホップが利いています。アルコール度数6%。今回は,IPAか,今までに飲んだことのない銘柄を中心に飲んでいます。
(2014.8.23.)
No.1854 古代米にがーいアンバー(あくら)

 地ビールフェスティバルIN一関,7杯目は,秋田市の地ビールあくらの限定ビールです。古代米を使用したアンバーエールです。米を使用しているということもあり,私にはちょっと甘かったです。地ビールフェスティバルIN一関のビールは,チケット制でMサイズ(200ml)が7枚綴りで2000円です。このビールで,チケット1シート終わりで,1.4リットル飲んだことになります。新幹線でも850ml飲んでいますので,本日の酒量はすでに2リットルを超え,いい感じに酔ってきました。2シート目に突入です。
(2014.8.23.)
No.1855 ティー・ワイ・ハーバーIPA(ティー・ワイ・エクスプレス)

 地ビールフェスティバルIN一関,8杯目は,天王洲アイルにある運河沿いの倉庫を改築したビール醸造所,ティー・ワイ・ハーバーです。ティー・ワイ・ハーバーは,アメリカ西海岸にあるマイクロブルワリーをモデルに作られ,サンフランシスコの技術を導入してオープン以来自分たちの手でアメリカンスタイルのエールを造っています。通常のペールエールの3倍のホップを使用することで通常のビールよりしっかりした苦味とキレのあるコクが特徴です。ライトボディで柑橘系アロマがとてもよく感じられるIPA,程よい苦みで最高にうまかったです。アルコール度数6%。
(2014.8.23.)
No.1856 ティー・ワイ・ハーバー・ペールエール(ティー・ワイ・エクスプレス)

 地ビールフェスティバルIN一関,9杯目は,IPAがとても美味しかったので,続けてティー・ワイ・ハーバーのペールエールを飲んでみました。これがまた大当たり。淡いブロンズ色のエールで,フルーティな味わいを持ちながらカスケード・ホップの苦味がバランスよく混ざった,ティー・ワイ・ハーバーの定番ビールです。柑橘系の香りと苦みが最高です。もう1杯といきたいところですが,せっかく200種類以上のビールがあるので,いろいろ飲んでみたいと思い今回は我慢です。天王洲に行ってじっくり飲みたいと思いました。
(2014.8.23.)
No.1857 IPA(アウトサイダー)

 地ビールフェスティバルIN一関,10杯目は,山梨県甲府市の地ビールです。Outsider Brewingは醸造家,丹羽智氏が手がける地ビール醸造所です。岐阜の「博石館ビール」で約13年,岩手の「いわて蔵ビール」で約2年,地ビール黎明期から,独創的なビール造りをしてきたブルワーです。2012年に,オーナーのマーク・メイジャー氏がブルワーを募集し,それに丹羽氏が応えてスタートした醸造所です。このIPAは,オーストラリア産カスケードを使用した柑橘系の強い香りと苦みが特徴の素晴らしいビールでした。アルコール度数6.5%。
(2014.8.23.)
No.1858 好きさ東北(ロコビア)

 地ビールフェスティバルIN一関,11杯目は,千葉県佐倉市の地ビール,ロコビアの限定ビールです。その飲みやすさ故に「悪魔のビール」として名高いベルジャン・ゴールデン・ストロング・エールです。これをベースに東北地方応援の意味も込めて醸造したのが「好きさ!東北」です。アルコール度は8.5%とバーレイワイン並に強いにもかかわらず,軽めでスッキリとしたボディと程良く利いたホップのためグイグイ飲めてしまう危険なエールです。酵母由来の柑橘系アロマとノーブルホップ由来のスパイシーなアロマが織りなすハーモニーも魅力的です。朝から,3リットルを超えました。そろそろ限界です。
(2014.8.23.)
No.1859 かぐあ東京ホワイト(日本クラフトビール)

 地ビールフェスティバルIN一関,12杯目は,日本クラフトビール株式会社の企画によるオリジナルビールです。東京を象徴するビールにふさわしく仕上げるため,香りに特にこだわっています。様々なレシピ,酵母,ホップを比較検討した結果,豊かな香りが特徴の「ネルソンソーヴィン」と「ニュージーランド・ザーツ」という二種類のアロマホップを採用しています。外観は,やや白濁した淡いゴールド,泡立ち,泡持ちがとてもよいです。アロマは,フローラルなホップの香りとイースト由来のエステル香がバランスよく,非常にドライで小麦由来の酸味を感じる爽やかな仕上がりです。アルコール度数5%。
(2014.8.23.)
No.1860 志賀高原苦いラガー(玉村本店)

 地ビールフェスティバルIN一関,13杯目は,私がもっとも好きな醸造所,志賀高原の新作です。麦芽100%のラガー。IBU50のホップたっぷり苦いラガーです。チェコ,アメリカ,そして日本(=もちろん,自家栽培の信州早生)を贅沢に使用したピルスナーです。ピルスナーというより,IPLといった方がいいのかもしれません。なかなかの傑作です。アルコール度数5%。2シート目のチケットは,14杯目に大沼ビールを飲んで終わりとなりました。本日はこれで終了。約3.5リットル,かなり酔っています。
(2014.8.23.)

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204.本日のビール(169)No.1851〜1860