No.109 シンハー(タイ)

 シンハーは,マンチェスター・ユナイテッドのオフィシャル・ビールです。ブーンロード・ブルワリーカンパニーは,1933年にタイで初めてのビール会社として創業して以来,国内では業界最大手にまで成長を遂げてきました。そしてシンハー・ラガーも,国際ビールコンテストで様々な賞を受賞。ラガービールの最高峰として,今では世界50カ国で愛飲されています。マンチェスター・ユナイテッドのように,シンハーは強さと自信,威厳のブランドです。シンハー・ラガーにはオールド・トラッフォードでの独占販売権が与えられています。ユナイテッドのサポーターはいつでも,シンハーとともに試合前の乾杯や勝利の余韻を楽しんでいます。日本への輸出仕様だけあって,缶には香川が一番大きくデザインされています。
(2014.7.24.)

No.1695 カイザードーム・ワールドエデイション(ドイツ)

 2014年ブラジルワールドカップサッカーにあわせて製造された,万国旗プリントのスペシャルパッケージ。ドイツのプレミアムラガービールです。ワールドカップは,すでに終わってしまいましたが,1000mlという巨大な缶ビールを飲む機会がなかなかなくて,ずっと冷蔵庫の奥に入れっぱなしになっていました。今回,昭和村に釣りに来て,湯上がりに飲む機会がやっと訪れました。こんな時でもないと1リットルは飲めません。湯上がりとはいえ,味は今一。二人で何とか空けました。680円という安さだけが魅力のビールでした。アルコール度数4.7%。
(2014.7.26.)

No.365 やみぞ森林ビール・ピルスナー(大子森林物産)

 地元茨城の地ビール,大子ブルワリーのピルスナーです。今回は,お土産にいただいたものです。茨城の地ビールといえば,一番飲む機会が多いのは,割とどこのお店でも買えるネストビール。二番目が,家から近い牛久のシャトービール。そして,3番目が,この大子ビールです。老舗だけあって,ドイツ流の安定感のあるピルスナー・スタイルです。一気に飲まずに,じっくり味わいたいビールの一つです。
(2014.7.27.)

No.1068 流氷ドラフト(網走ビール)

 網走の地ビールです。以前は瓶ビールで飲みましたが,缶ビールが発売されているようです。ファミリー・マートで334円。地ビールとしては,安いです。そして,何といってもこのビール(発泡酒)の魅力は,美しいブルーの液体にあります。かなり際物系の味をイメージしますが,さにあらず。爽やかでとても美味しいビールです。東京農業大学の技術指導によるものとのことですが,いい仕事をしています。夏にぴったりの1本でした。350mlアルコール度数5%。原材料は,糖化スターチ,麦芽,ナガイモ,ホップ,クチナシ色素です。
(2014.8.9.)

No.422 ブリュードッグ・パンクIPA(スコットランド)

 輸入元解説より。「創業者ジェームズ・ワットが世界一のIPAを目指し,採算を度外視してつくり出した至高のIPAです。スタンダードアイテムながら,大量のホップを贅沢に使い,手間を惜しまずドライホッピングを行い,ホップのアロマを最大限に引き出しています。グラスに注ぐと透明感のあるクリアなゴールデンカラー。香りはしっかりとした上質な麦芽,トロピカルフルーツ,そして何よりもブリュードッグらしいグレープフルーツ香が,大量のホップとともに現れます。まさにホップの魔術師!飲み口の最初の印象は,香りの印象をそのまま引き継ぐ南国フルーツと優雅な麦芽由来の甘さ,うっとりするビターグレープフルーツ様の踊るホップ!ドライホッピングによる終わりの無い素晴らしい余韻へとつながります。」アルコール度数5.6%。330ml400円。
(2014.8.12.)

No.114 秋味(麒麟)

 今年もやってきました。麒麟の秋季限定ビール「キリン秋味」です。販売は,今年で23年目を迎えるそうです。通常ビールの約1.3本分の麦芽をたっぷりと使用し,アルコール度数は少し高めの6%と,味覚の秋にふさわしい,しっかりとしたコクと飲みごたえが楽しめるビールです。例年,夏の終わりに発売し,秋には売り切れてなくなっているという,秋先取りのビールですが,今年はこのところぐっと気温も下がって,秋らしくなりました。季節がうまくマッチしました。缶のデザインは,今年は地味な印象です。
(2014.8.27.) 

No.814 熊野古道麦酒(二軒茶屋餅角屋本店)

 三重県伊勢市の地ビールです。以前,缶で飲みましたが,こちらは瓶ビールです。やっぱり瓶の方が美味しく感じます。原材料の一部に古代米(黒米)を使用することで飲みやすさを追求しています。口に含むと,柑橘系の爽やかな香りとブラックモルトが織りなすまろやかな口当たり,ほのかな甘み,そして,最後にキリッとした苦味が絶品です。インターナショナル・ビア・コンペティションにおいて2007年・銀賞,2008年・銅賞,ジャパン・アジア・ビアカップにおいて2010年・銀賞を受賞しています。アルコール度数5%。
(2014.9.4.)

No.201 ヒナノ(タヒチ)

 以前,瓶ビールで飲んだことがあります。美味しいけれど,値段ほどではないという印象でした。今回は,缶ビールです。しかも賞味期限が迫っているということで,なんとディスカウントスーパーで1缶78円でした。新ジャンルより安いです。これは買いだろうということで,まとめ買いしました。フランスの影響を受けた,スッキリとした口当たりのビールとのことですが,味は,いかにもアジアのピルスナーという感じです。「ヒナノ」とは日本語で言えば「花子」のようなタヒチでポピュラーで可愛い女の子の名前だそうです。原材料には,麦芽・ホップのほか,コーンを使用しています。この辺がアジア的です。アルコール度数4.9%。
(2014.9.9.)

No.218 ヴァルシュタイナー(ドイツ)

 以前瓶で飲んだことのあるビールです。以下販売店解説より。「ヴァルシュタイナー・ピルスナーは,ビール大国ドイツにおいてトップシェアを誇るブランドの一つで,ビールの女王の異名を持ちます。ヴァルシュタイナー社は1753年に設立され,オランダ,ベルギーと国境を接するノルドライン・ヴェストファーレン州のヴァルシュタインという町で醸造されています。ドイツのピルスナービールは4つに分類することが出来,そのうちの1つである,ザウアーレンダー・ピルスナーで最も代表的なビールが,このヴァルシュタイナーなのです。」アルコール度数4.8%。330ml330円。
(2014.9.10.)

No.323 フラーズ・ロンドン・プライド(イギリス)

 以前は瓶で飲みましたが,缶が販売されていたので,久しぶりに買ってみました。ワールド・ビア・アワードを初め,数々の賞を受賞している実力派イングリッシュ・エールです。最もフラーズらしいエールと言われ,ロンドンで最も人気の高いプレミアム・エールに位置づけられている英国をも代表するビターエールです。イングリッシュ・エールらしい優雅な飲み心地で,スイスイ行けます。ビターエールの割に苦味はきつくなく,滑らかさがあり,カラメルのような風味とコクが深みを与えています。複雑さ,バランスを兼ね備えた素晴らしいイングリッシュエールです。アルコール度数5%。330ml300円。
(2014.9.19.)

「ビールがうまい」メニューに戻る


202.ビールの話(22)