No.1781 ブリッジポート・トリロジー1クリスタル・ドライホップド・ペールエール(アメリカ)

 ブリッジポート醸造所が,30年前に起こったクラフトビール醸造運動に火を付けたホップ・レヴォリューションを讃えて造り出した,アニバーサリー・ビール3部作の第1作目です。ドライホッピングによる風味付けにクリスタルホップをふんだんに使用して特徴を演出しています。ミュンヘンモルトにより,味わいに芳ばしさと甘味を構成し,ライ麦でスパイシーなアクセントを付けています。ミディアムボディですが,味わい深く,アロマティックなホップの美味しさを楽しめるブリッジポート渾身の1作です。こんな美味しいビールは毎日飲みたいです。アルコール度数5.2%。355ml520円。札幌のえぞ麦酒が輸入しています。
(2014.5.15.)
No.1782 コーラ&モルト(アサヒ)

 アサヒの限定新商品,「コーラのビアカクテル」です。「コーラの爽快なあじわいと,ビール類ならではののどごしが同時に楽しめます。更にレモン果汁を0.1%使用し,すっきりとした後味を実現しました。」とのことですが,私にはレモン果汁入りコーラにしか思えませんでした。ビールらしさは全くありません。原材料は,麦芽,ホップ,糖類,カラメル色素,酵母エキス,レモン果汁,大豆タンパク,香料,酸味料となっています。一応,分類は発泡酒となっていますが,喉が渇いたときには美味しく飲めるコーラといった感じです。もちろん,アルコール度数3.5%ありますので,車の運転はできません。コンビニにて350ml204円。意外に高いです。
(2014.5.16.)

No.1783 セブンゴールド・金のビール(サントリー)

 セブン&アイとサントリーが共同開発した新製品です。特長は,(1)4種の麦芽を贅沢に使用した豊かなコク(2)国産ゴールデン麦芽一部使用(3)麦の旨みを引き出すデコクション製法(4)副原料一切なしの麦芽100%(5)素材の旨みを引き出す天然水100%仕込(6)アルコール度数6.5%の力強い飲みごたえ(7)アロマホップ使用による豊かな香りとのことです。飲んでみた印象としては,プレミアムモルツの旨味とサッポロ黒ラベルの柔らかさを足して2で割ったような味でした。350mlセブンイレブンで228円。ヨーカドーならもっと安く買えます。
(2014.5.17.)

No.1784 和膳(サントリー)

 サントリーの新商品です。「自宅で,ビールも食事もゆっくりと味わって楽しみたい」という声に応え,日本の伝統的な食文化である「和食」と一緒にお楽しみいただくことをコンセプトに開発した和食専用の生ビールです。「和膳」独自の「繊細うまみ製法」を採用し,和食の味わいを引き立てる,繊細なうまみとやさしい口当たりを実現したそうです。ました。具体的には,焙煎麦芽やダイヤモンド麦芽など,厳選した計5種類の粒選り麦芽を使用(麦芽100%,副原料一切なし), 天然水100%仕込,最適な温度管理のもとで,麦芽のうまみをひとつひとつ丁寧に引き出す「高温糖化製法」を採用。深みのある味わいを引き出すために,ひと手間かけて麦汁を煮沸する「デコクション製法」を採用。といったところです。個人的には,アルコール度数3.5%が物足りなかったです。近所のスーパーで350ml188円。
(2014.5.18.)

No.1785 スカ・ユーフォリア・ペールエール(アメリカ)

 販売店解説より。「ユーフォリアは,『幸福感』を意味し,薬学的には多幸感を表す。特定の薬物で得られる多幸感を,薬物ではなくビールで味わえるという意味が込められていると思われます。相変わらず中央で雰囲気を出しているスカルマンですが,そのユーフォリアぶりを表現するかのように非常にハイになっています。アメリカン・ペールエールですが,スカ・ブリューイングでは冬季限定のビールとしてリリースされており,通常のペールエールよりもややモルティに仕上げられている為,甘みと香ばしさが楽しめるのが売り。」ペールエールとしては,最高水準の旨さでした。アルコール度数6.2%。355ml430円。
(2014.5.19.)

No.1786 カークランドシグネチャー・ペールエール(アメリカ)

 コストコの自社ブランド「カークランドシグネチャー」の地ビールです。醸造元は,アメリカのHOPPEN UND MALZ BREWINGです。ペールエールは,クラシックなアメリカン・スタイル。4種6本の24本ケース売りですが,1本あたり200円もしません。日本のビールより安いアメリカの地ビール。その点だけが魅力でしょうか。通常の1本500〜600円するアメリカンペールエールに比べると,かなり見劣りしますが,安いので許せます。アルコール度数5.5%。354ml。
(2014.5.20.)

No.1787 カークランドシグネチャー・インディアペールエール(アメリカ)

 昨日に続き,コストコのアメリカ地ビールです。緑のラベルのビールです。一番期待のIPAです。IPA好きの私にとっては,この価格なら十分満足です。でもやっぱり,値段相応かなと思ってしまいます。IPAにしては,特徴ないです。そこそこ苦いエールビールといった感じ。フルーティーではありません。ホップの苦みもそこそこ。アルコール度数6%。値段が高くても,ガツンと来るIPAが飲みたいです。安いので贅沢は言えませんが。4種セットではなくIPAだけ購入できるのであればリピートします。
(2014.5.21.)

No.1788 カークランドシグネチャー・ジャーマンスタイル・ラガー(アメリカ)

 コストコ3本目です。ジャーマンスタイル・ラガーというスタイルはよく分からないが,ドルトムンダー・スタイルであろうか。日本のピルスナーに比べれば,スッキリ感はないものの味わい深い。麦とホップの味がしっかりしている印象です。ただ,コストコ4本の中では一番特徴がないのも事実。安いからOKというレベルのビール。アメリカの醸造所が無理にドイツのビールを造る必要がない。アメリカらしいエール系で勝負して欲しかったです。アルコール度数5.5%。
(2014.5.22.)

No.1789 カークランドシグネチャー・アンバーエール(アメリカ)

 コストコ4本目です。IPAとともになかなかイケます。モルトはイングランド産,ホップはワシントン州のヤキマヴァレー産を使用しているそうです。モルトとホップのバランスが良く,ローストされたリッチなモルトの味わいが楽しめます。結局,コストコのビールは,アメリカ地ビールとしてはかなり見劣りしますが,価格からするとリピートありといったところでしょうか。買い物係のカミさんは,瓶ビール1ケースは重くて嫌だといっていますが,またお願いしたいと思います。アルコール度数6%。
(2014.5.23.)

No.1790 ホワイトベルグ(サッポロ)

 サッポロの新ジャンル,新製品です。ベルギーのホワイトビール,新ジャンル版です。「ベルギー産麦芽」「小麦麦芽」に加え,伝統的なベルギーのホワイトビールの製法に学び,現在大手4社から発売されている新ジャンルでは唯一となる「上面発酵酵母」を採用し,スパイスである「コリアンダーシード」,「オレンジピール」を使用することで,洗練された華やかな香りと爽やかな味わいを実現しています。原材料は,発泡酒(麦芽(大麦麦芽・小麦麦芽)・ホップ・大麦・コリアンダーシード・オレンジピール)・スピリッツ(大麦)です。アルコール分5%。350ml113円。安く飲めるベルギー・ホワイト。よいと思います。
(2014.5.24.)

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196.本日のビール(162)No.1781〜1790