No.1771 コラボレーション・ゴールデンエール(合同酒精)

 今年も牛久地ビール祭りに行ってきました。シャトーカミヤの地ビール約10種類が5時間飲み放題で2500円です。もちろん全部の種類を飲みましたが,今年の目玉商品は,このゴールデンエールでしょうか。大阪の道頓堀地ビール「大阪ケルシュ」と牛久「ゴールデンエール」を合体させたコラボレーションビールです。ドイツホップとアメリカンホップを組み合わせ,穏やかに柑橘の香りがします。ドライでシャープ,後味スッキリ。ゴクゴクと何杯でも飲めそうなビールです。アルコール度数5%。画像は,すみませんIPLです。撮るのを忘れました。
(2014.5.3.)

No.1772 ジョセフ・バイオ(ベルギー)

 古代小麦であるスペルト小麦を使用して造られる数少ないホワイトビールです。とは言ってもスペルト小麦が他の小麦とどう違うのか,詳しいことは分かりません。もちろん味の違いも分かりません。ヨーロッパは早くからオーガニックに対する関心が深く,現在では通常のジョセフと同じ位のシェアを持つビールだそうです。通常のジョセフとバイオの味の違いもよくは分かりません。どっちにしても美味しいビールです。グラスに注ぐと,フレッシュオレンジ,柑橘系の爽やかで軽い香りが漂います。口に含むと,酸味のある酵母味,綺麗できめ細かい泡が柔らかな喉ごしです。アルコール度数5%。250ml420円。札幌のえぞ麦酒が輸入しています。
(2014.5.5.)

No.1773 カスケードレイクス20th アニバーサリーIPA(アメリカ)

 カスケードレイクスがオレゴンで操業してからの20周年を記念して造られた特別なIPAで,原材料には全て地元で獲れた物を使用しています。モルトはミュンヘンモルトとクリスタルモルトの2種類を使用しています。ホップは,シトラ,リバティ,センテニアルの3種類が使用されています。苦味と甘味が絶妙なバランスで共存する素晴らしい出来栄え。完璧なIPAです。きょうはカシマスタジアムでアントラーズの負け試合を観てきましたが,悔しさも吹き飛ぶ旨さです。アルコール度数6.4%。355ml520円。札幌のえぞ麦酒が輸入しています。
(2014.5.6.)

No.1774 アングリーボーイ・ブラウン・ラガー(ベアード)

 次々と新しいレシピで限定ビールを醸造するお馴染み静岡県沼津市のベアードビール。今回いただいたのは,定番ビールのアングリーボーイ・ブラウンエールをラガー仕様にして造り上げた限定醸造ビールです。ラガー酵母を使用して定温で発酵を行うことで,通常のブラウンエールよりもクリーンで丸みのあるフレーバーに仕上げられているそうです。ブラウンエールをいただいたのが,かなり昔なので比べようもありませんが,バランスのいい個性的な1本でした。さすがベアードと唸ってしまう旨さです。アンバーラガー・スタイル。アルコール度数7%。360ml480円。
(2014.5.7.)

No.1775 カールストラウス・ピンテール・ペールエール(アメリカ)

 カールストラウス醸造所が造る定番のアメリカン・ペールエールです。「ピンテール」とはサーフィンで使用するサーフボードのテール部分のデザインを指し,ラベルにもピンテールのサーフボードが描かれています。グラスに注ぐと,モツエカなどのニュージーランド産ホップによる南国系果実のフレーバー溢れるアロマが誘ってきます。口に含むと,フレッシュ&ジューシーな喉越しで,ややドライな刺激もあり,ホップフレーバー溢れる爽快な仕上がりです。ただ喉の渇きを潤すだけじゃない味わい深さと,飲み疲れしないボディバランスを兼ね備えた傑作ペールエールでした。アルコール度数5.3%。355ml626円。ちょっと高めです。ナガノトレーディングが輸入しています。
(2014.5.8.)

No.1776 コロナド・マーメイズ・レッド(アメリカ)

 販売店の説明より。「レッドカラーが女性的でとても映えるボトルデザインで,外観から美しいアメリカン・レッドエールです。グラスに注いだ時からホップの香りが立ち込めるのは他のIPAなどと同じですが,やや野性味が強く出た香りで,木の皮や湿った草木の様な印象があります。味わいも深みを帯びたモルト風味で,全体的に落ち着いた雰囲気ですが,ホップのアグレッシヴなフレーバーアタックは相変わらずで,味わい深さとファンキーな要素を兼ね備えた美味しさを楽しむことが出来ます。」アメリカン・レッドエールとしては,日本の地ビールでは真似のできない完成度だと思います。カスケード・ホップが利いています。アメリカの地ビールに日本はまだまだ勝てそうもありませんね。アルコール度数5.7%。355ml600円。
(2014.5.9.)

No.1777 コロナド・オレンジ・アヴェニュー・ウィット(アメリカ)

 コロナド醸造所が造るオレンジフレーバード・ホワイトエール・スタイルです。「オレンジ街道」の名の通り,副原料にはオレンジピール,オレンジの花の蜜を使用しています。さらに相性抜群のコリアンダーを使用し,ベルジャン・ウィットエールの様相です。グラスに注ぐと,オレンジゴールド・カラーで,アロマもオレンジが支配的です。口に含むと,シトラスと爽快なオレンジフレーバーが広がります。モルトの香ばしさもあり,ウィットエールとは思えないほどしっかりとしたホップの苦味が利いています。個性的でありながら,バランスのよい1本です。アルコール度数5.2%。355ml600円。ナガノ・トレーディングが輸入しています。
(2014.5.11.)

No.1778 デシューツ・レッドチェアー・ノースウエスト・ペールエール(アメリカ)

 超実力派ブリュワリーであるデシューツを支えるフラッグシップ・ビールがこのレッド・チェアー ペールエールです。スタイル自体はアメリカン・ペールエールとされていますが,アルコール度数もやや高めで,IPAと変わりない飲み応えと味わいを感じることが出来ます。数々の賞を受賞しているとても美味しいビールでした。いかにもアメリカ的な味わい深いラベルも気に入りました。アルコール度数6.2%。355ml520円。札幌のえぞ麦酒が輸入しています。えぞ麦酒は,良心的な価格が魅力ですが,札幌ということで送料が高くなってしまうのが難点です。
(2014.5.12.)

No.1779 ストーン・ゴー・トゥIPA(アメリカ)

 販売店解説より。「ストーンが満を持してリリースしたセッションIPAスタイルです。セッションIPAとは,従来のIPAらしさはそのままに,アルコール度数だけを低く抑えることでライト&スピーディに楽しむことを目的としたIPAのことです。ただ造るだけで収まるはずがないのがストーンだというのは周知の事実ですが,今回も全く新しい醸造方法として,名付けて“バースティング・ホッピング”と呼ばれる独自の技術を投入して仕上げています。従来はアロマを得るための煮沸の最終段階において,大量のドライホッピングを行うことで,アロマと苦味を同時に抽出し,より鮮烈でクリーンな苦味を手に入れようという方法がこのバースティング・ホッピングです。」ゴクゴク飲める最高のIPAでした。アルコール度数4.5%。355ml600円。
(2014.5.13.)

No.1780 ドッグフィッシュヘッド・インディアン・ブラウンエール(アメリカ)

 ドッグフィッシュヘッド醸造所が造る通常のアメリカン・ブラウンよりも強靭なボディを持つ個性溢れる1本です。ブリュワリー曰く,このビールはアメリカン・ブラウンエールとスコッチエール,そしてIPAとのハイブリッドビールだそうです。ブラウンエールの色合いにスコッチエール由来のキャラメル主体の甘美で芳ばしい香り,そしてIPAのホップフレーバーを同時に楽しむことが出来る素敵なビールです。この手のビールは,複雑な味わいで,価格も高いので,じっくり味わいたいものです。アルコール度数7.2%。355ml725円。
(2014.5.14.)

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195.本日のビール(161)No.1771〜1780