No.1761 ピッツァポート・ポントSIPA(アメリカ)

 1992年にピッツァポートが醸造設備を導入して依頼人気を博している看板ビールです。缶のデザインがいいです。クラシカルなウエストコーストスタイルのIPAの良さをそのままに,ホップの爽やかなシトラス香とモルトのビスケットのようなほのかな甘みが心地よく,素晴らしくスッキリと飲みやすく後味はドライで南カリフォルニアの気候にマッチした仕上がりです。私にとっては最高のIPAです。こんな美味しいビールと出会えたことは,とても幸せです。できれば毎日飲みたい,でも473ml647円は,家計が許しません。残念です。アルコール度数4.5%。
(2014.4.22.)

No.1762 エイヴリー・ホワイトラスカル(アメリカ)

 コロラド州ボルダーのエイヴリー醸造所が造るベルジャン・ホワイトエール・スタイルのビールです。何とも不気味な缶のデザインで,缶の色からはブラウン系のビールを連想させますが,中身は爽やかなベルジャン・ホワイトエールです。オレンジピールとコリアンダーを使用した,爽やかな喉越しとフルーティな余韻が特徴になっています。ノンフィルターなので,酵母が沈殿しています。缶のデザインほどインパクトはありませんが,スッキリとしたとても美味しいビールでした。アルコール度数5.6%。355ml549円。宇都宮市のAQベボリューションが輸入しています。
(2014.4.23.)

No.1763 エイヴリー・エリーズブラウンエール(アメリカ)

 昨日に続き,エイヴリーブリューイングのブラウンエールです。スタイルは,アメリカン・ブラウンエールですが,ただ深みがあるだけでなく,チョコレートやバニラなど,ポーターやスタウトのような甘美な甘味があります。それでいてスムースでソフトな口当たり。ボディはミディアムでしつこさがなく,とてもドリンカブルです。他ではなかなか真似のできない個性的な味わい深い1本でした。アルコール度数5.5%。355ml549円。缶ビールとしてはちょっと高くてそうそうは飲めませんがお店で生ビールを飲んだと思えば安いモンです。
(2014.4.24.)

No.1764 ジョセフ(ベルギー)

 フランス国境近くのナミュール州シランリュウ村で収穫したスペルト麦を使ったシランリュウ醸造所のベルギー・ホワイトです。紀元前2000年頃から栽培されてきたスペルト小麦を使った世界でも珍しいビールです。スペルト小麦は野生種に近い品種でヘルシー感覚抜群です。グラスに注ぐと,瓶内発酵の無濾過のため,黄金色に濁って見えます。瓶を軽く転がしてゆっくり注ぎます。フルーティーで爽やかな酸味は,ベルギービールの王道と言っても過言ではないでしょう。ベルギービールは,250mlの瓶が多く,いつも物足りない思いをするのですが,このビールもあっという間に終わってしまいました。アルコール度数5.5%。380円。
(2014.4.27.)

No.1765 軽井沢高原ビール・ブリティッシュ・ペールエール(ヤッホーブルーイング)

 今日は職場の宴会があった。2時間飲み放題とのことだったが,スーパードライだったので,家に帰ってから何だか飲み足りなくて,飲んだのがこのビールです。軽井沢高原ビールの2014年シーズナルです。缶には,「明治維新の時代,日本に輸入されていたビールは英国のペールエールが中心だったと言われています。そして明治中期,軽井沢は外国の知識人・文化人が集う避暑地として知られるようになりました。その頃に軽井沢で愛されていたビールは英国のエールだったかもしれない。そんな想像を膨らませて,伝統のペールエールを現代的にアレンジし,英国産ホップのフローラルな香りが特徴のビールに仕上げました。」と書かれています。美味しかったです。アルコール度数5%。350ml。
(2014.4.28.)

No.1766 曽爾高原ビール・ピルスナー(曽爾村観光振興公社)

 今日は,カシマスタジアムにJリーグを観に行った。鹿島アントラーズが清水に2−1で勝ったので,家に帰って飲むビールは,不味いはずがない。奈良県曽爾村の地ビールです。ピルスナー・スタイルなので,特に個性的ということはありませんが,麦芽100%,非熱処理,無濾過の正しいビールでした。瓶のラベルが,観光地のお土産ビールのようで,安っぽい印象がします。逆に地ビールらしくていい感じです。味の方は,ごくごく普通で平均点といったところでしょうか。アルコール度数5%。330ml。
(2014.4.29.)

No.1767 曽爾高原ビール・ケルシュ(曽爾村観光振興公社)

 曽爾村は,奈良県の東北端に位置し,三重県境に接しています。村の大半を占める山地は室生火山群に属し,西側の岩肌もあらわな鎧岳,兜岳,屏風岩などの珍しい柱状節理の美景は国の天然記念物に指定されています。曽爾村は2009年に日本でもっとも美しい村連合に加盟承認されるほど雄大な景観をもつ村となっています。その曽爾村にある曽爾高原はすすきの名所となっており秋には30万人を超す観光客の皆様に愛される関西の行楽スポットとなっております。曽爾高原の湧水群は,平成の名水百選にも選ばれ,その湧水を使って醸造しているのが曽爾高原ビールです。特徴は,さらっと飲みやすいのが特徴です。ピルスナーより,ケルシュの方が芳醇で美味しく感じました。アルコール度数5%。330ml。
(2014.4.30.)

No.1768 まるごと国産(サッポロ)

 数量限定発売の新製品,麦芽100%生ビールです。コンセプトは,「国産原料100% 種から,社員がつくりました」。全国の様々な職種や年齢のサッポロ社員が,ビールの原料づくりから商品開発まで自発的に参画して携わる「オンリーワン」の取り組み「畑からのビールつくりプロジェクト」から誕生しました。原料は,長年の研究で品種開発した埼玉県産大麦「彩の星」の麦芽,北海道富良野産ホップ「リトルスター」を100%使用しています。上質な麦のうまみ,スッとひく後味と心地良いホップの香りが特長です。口に含むと,ホップの爽やかな香り。サッポロらしい柔らかな喉ごしが春にぴったりの心地よさです。アルコール度数5.5%。350ml208円。
(2014.5.1.)

No.1769 スーパードライ・ドライブラック・バースタイルライム(アサヒ)

 黒ビールのコクと「スーパードライ」ならではの爽快な切れ味が特長の「ドライブラック」に,ライムの爽やかな風味とほのかに香るミントフレーバーを組み合わせた期間限定商品です。ドライブラックにライムの風味を加えた発泡酒扱いのお酒です。原材料は,麦芽,麦芽エキス,ホップ,米,コーン,スターチ,香料となっています。グラスに注ぐと,コーラのようです。口に含むと,やはりコーラのような感じで,ビールらしさはあまり感じません。缶酎ハイ感覚で飲むのなら,今日のように暑い日にはよく合います。限定商品ですので,たまにはこんなのもいいかなという感じです。アルコール度数5.5%。350ml170円。
(2014.5.2.)

No.1770 曽爾高原ビール・アルト(曽爾村観光振興公社)

 曽爾高原ビールの定番商品です。関東に住む私にとって,曽爾村は,とても遠い存在です。行ったこともないし,奈良県のどこにあるのかも定かではないし,「曽爾」が何と読むのかも分かりませんでした。それでも,こうして飲むことができるのは,ネット社会のおかげです。お取り寄せビールに同封された曽爾村観光ガイドを眺めながら飲むビールもいいものです。さて,今回のアルト・スタイル。正直,味の方は平凡です。オーソドックスなアルト・スタイルです。それでも,知らない土地のビールを自宅で飲める幸せ。じっくり味わわせていただきました。アルコール度数5%。
(2014.5.2.)

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194.本日のビール(194)No.1761〜1770