No.1661 フルボディビア(サントリー)

 11月5日から,コンビニ限定,数量限定で発売された缶ビールです。特徴は,麦芽100%使用,天然水100%仕込といったサントリーのこだわりはそのままに,アルコール度数を7%に設定した点にあります。力強い飲みごたえと,麦芽由来の豊かなコクを楽しめる普段のビールでは物足りない方を対象にしたプレミアムビールです。パッケージは,濃緑を基調に麦穂のデザインを正面に配することで,中味の重厚なイメージを特表現しています。味は確かですが,一気に飲むには,少々重い印象です。350mlファミリーマートにて217円。
(2013.12.18.)

No.1662 エクストラリッチ(サントリー)

 ユニーグループ・ホールディングスがサントリー酒類とタイアップして販売した数量限定ビールです。特徴は, 北米産麦芽と糖化工程で麦汁を煮沸することにより,麦の旨みを引き出す「デコクション製法」を用いている点にあります。原料には北米産ビターホップ100%と天然水を使用。しっかりとした苦味のほか,同製法によって引き出されたコクや旨みを感じられる味わいに仕上げています。個人的には,プレミアムモルツがあるので,あまり恩恵を感じません。割と普通のピルスナーです。アルコール度数5%。350ml215円。
(2013.12.19.)

No.1663 麦の豊醇(サントリー)

 CGCグループとサントリーがタイアップした限定醸造生ビールです。「じっくり味わいたいビール」がコンセプトの麦芽100%,天然水100%仕込みのビールで,スタンダードなビールよりも麦芽使用量を増やして贅沢なコクを引き出しています。複数のホップを使うことで香り高く上質な苦みを出しているとのことです。基本的には,プレミアムモルツの喉ごしを柔らかくした感じで,麦の風味も増しているように感じました。12月末までの短い期間限定販売とのことなので,少しまとめて買っておこうと思いました。アルコール度数5.5%。
(2013.12.21.)

No.1664 妙高高原ビール・ピルスナー(荒井アンドアソシエイツ)

 新潟県妙高市の地ビールです。ブルワリーのあるホテル「アルペンブリック」は,温泉の泉質もよく,一度行ってみたいと思っていたところですが,なかなか機会がなくお取り寄せビールで我慢です。このピルスナー・スタイルは,雪深い妙高高原の湧き水を使い,地内の地ビール工場「タトラ館」で醸造しています。チェコのピルゼン地方で生まれたザーツホップの香りと苦みが鮮烈な逸品です。原料はピルスナーモルトのみ使用しています。アルコール度数5%。30日間熟成,無濾過。これぞ地ビール,素材の味わいが際立っています。
(2013.12.22.)

No.1665 妙高高原ビール・ヴァイツェン(荒井アンドアソシエイツ)

 昨日に続き,新潟県妙高市の地ビールです。観光地の地ビールは,どちらかというと否定的なイメージがあるのですが,このビールは違います。ヴァイツェン・スタイルとしては,とても完成度が高いです。フルーティーで無濾過の雑味もなくバランスのとれた逸品でした。ここのホテルには飲み放題の宿泊プランもあるようなので是非行ってみたいと思いました。それにしても茨城からのアクセスはかなり悪いので,ずっと先の話にはなりそうですが,机上プランだけでも立ててみようと思いました。アルコール度数5%。
(2013.12.23.)

No.1666 妙高高原ビール・ダークラガー(荒井アンドアソシエイツ)

 新潟県妙高市の地ビールが続きます。高品質焙煎モルトをふんだんに使用した黒ビールです。ブラック・カラメル・ミュンヘン・ピルスナーの4種類のモルトが織りなす芳醇な味が特徴となっています。スッキリしていて飲みやすいビールでした。これまで,妙高高原ビールを3本飲んでみて感じたことは,なかなか実力のある醸造所だなということです。個人的な好みは,イギリス系ですが,ドイツ系も改めて見直してしまいました。アルコール度数5%。30日間熟成。下面発酵ビール。
(2013.12.25.)

No.1667 クリスマス・ボック(合同酒精)

 久しぶりに牛久シャトーカミヤのショップを覗いてみました。次々と新しいスタイルをリリースする牛久ブルワリーは,目が離せません。季節限定ビールを数本購入しました。1本目は,チョコレートやコーヒーのような芳醇な風味の濃色ドッペルボックです。ロースト麦芽によるほろ苦さと少々の甘味が隠し味となり,厚みのある味わいです。じっくり味わう濃厚なビールに仕上がっています。アルコール度数7%。500ml680円。
(2013.12.27.)

No.1668 かぼちゃラガー(合同酒精)

 牛久ブルワリー2本目です。原材料にカボチャを使用したちょっと変わった発泡酒です。喉ごしがとても柔らかいです。カボチャの甘みと香りが個性的で,それでいてあまり出しゃばらず,なかなかのバランスです。ホップの苦みが好きな私には,物足りない印象です。全体としては,カボチャ風味のヴァイツエンといった感じです。我が家から一番近いブルワリー,牛久ブルワリーのチャレンジ精神,素晴らしいです。季節限定ビールから目が離せません。アルコール度数5%。500ml680円。
(2013.12.28.)

No.1669 デラウェアラガー(合同酒精)

 牛久ブルワリー3本目です。国産デラウェア果汁をたっぷり使い,ワイン酵母で発酵させたフルーツビールです。「シードルやスパークリングワインを思わせる香りと,爽快な酸味が特徴です。麦の風味とぶどうの風味を併せ持つ,不思議な味わいをお楽しみください。」と書いてありましたが,ぶどう酎ハイとラガービールのハーフ&ハーフのような感じです。コクがないというか,薄くてビールらしさはありません。デラウェア果汁は,もう少し少なくてもよいと思いました。原材料は,ぶどう果汁・麦芽・糖類・ホップです。麦芽使用率25%未満,発泡酒扱いです。アルコール度数5%。500ml680円。
(2013.12.29.)

No.1670 前略好みなんて聞いてないSORRY其ノ三(ヤッホーブルーイング)

 米麹SAKE仕立てストロングエールという前代未聞のスタイルに挑戦したスペシャルエールの第3弾です。日本古来の食材「黒五(くろご)」を使用しています。黒い五つの食材「黒米・黒豆(きな粉)・黒胡麻・黒松の実・黒かりん」は,古来より健康食として利用されてきました。更に沖縄産の黒糖を加えることで,黒豆きな粉の風味,黒胡麻の香ばしさ,黒糖の甘みがせめぎ合う濃厚な味わいとなっています。地ビールならではのビールの枠を超えた「デザートエール」です。インペリアル・ポーター・スタイル。アルコール度数7%。350ml315円。
(2014.1.1.)

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181.本日のビール(150)No.1661〜1670