No.1651 麦とホップ・贅沢初摘み(サッポロ)

 新ジャンル数量限定です。高い品質で知られるチェコ産のファインアロマホップ「ザーツ」種を収穫後すぐに日本へ空輸し,フレッシュなホップを使用することで,香り高く清冽な苦味が際立つ味わいに仕上げたそうです。きょうは,寒いせいなのか「ビールと間違えるほどのうまさ」とはいかず,やっぱり新ジャンルは,ビールとは違うということを実感しました。原材料は,発泡酒(麦芽・ホップ・大麦)・スピリッツ(大麦)です。アルコール度数5%。350ml108円。
(2013.12.5.)

No.1652 ブリューフィスト・キャタピラー・ペールエール(イタリア)

 アメリカン・ペールエールと間違いそうなイタリアのビールです。ニュージーランド産ホップ「モツエカ」,「コロンバス」が効いたペールエールで,ライ麦がアクセントになっています。喉ごしは,ビターでドライ。そしてフルーツと樹脂系のホップアロマが心地良い,デンマーク「BeerHere」とのスーパーコラボレーションビールです。レイトビア評価92ポイント。アルコール度数5.8%。330ml651円。ちょっと高いです。東京のウィスク・イーが輸入しています。
(2013.12.6.)

No.1653 ブリューフィスト・スペースマンIPA(イタリア)

 イタリアにもこんな美味しい地ビールがあったなんて驚きです。完全にアメリカンIPAです。日本でもこんな地ビールを造ってほしいものです。ブリューフィストの基幹商品で,シトラ,コロンバス,シムコー3種のホップを使ったアメリカ西海岸スタイルのインディアン・ペールエールです。エキゾティックフルーツ,シトラスの素晴らしいアロマにホップビター,そして7%のアルコールによるしっかりとした骨格とモルティな甘さが究極のバランスで調和しています。レイトビア評価96ポイント。330ml630円。感動の1本でした。
(2013.12.8.)

No.1654 カムデン・タウン・ヘルズ・ラガー(イギリス)

 輸入元資料より。2006年に勤め先のパブでビールの醸造をスタートさせ,2010年にロンドン中心のカムデンタウン地区に自分の醸造所を設立。得意なビアスタイルはドイツとアメリカのビアスタイルを融合させたもので,地元ロンドンの人たちに愛されています。ホップの強いピルスナースタイルと,ホップの優しいヘレススタイルの両方を上手に取り入れたハイブリッド系ラガーです。グラスに注ぐとクリアーゴールデン。ふわりと漂う焼きたてのビスケットのような香ばしさ。一口含むとソフトなシトラスホップ,リンゴの瑞々しさ,レモンピールの爽やかな苦味と,くすぐったいピリピリとした喉越しにホッと一息つけることでしょう。パン生地のようなクーリーミーな余韻。洗礼された印象で飲みやすく,地元ロンドンのパブでも常設されている人気銘柄です。アルコール度数4.6%。330ml462円。
(2013.12.9.)

No.1655 ブリューフィスト・ビューロクラシーIPA(イタリア)

 イタリアの地ビールです。スペースマンの感動をさらに増幅させるIPAの登場です。今までアメリカばかり見てきましたが,恐るべしイタリアです。アメリカとニュージーランド産のマグナム,アマリロ,カスケード,モツエカと4種類のホップを使用し,シトラスとパイナップルの香りが心地よく,強烈な苦みがバランス良く調和したアメリカンIPAです。値段がもっと安ければ,毎日飲みたいIPAです。値段を考えると,ヤッホーブルーイングのインドの青鬼で我慢するしかないかなと思います。割と近いです。アルコール度数6%。330ml630円。
(2013.12.10.)

No.1656 シエラネバダ・フリップサイド・レッドIPA(アメリカ)

 久しぶりに飲むシエラネヴァダ醸造所のシーズナルエールです。2種類のペールモルトに小麦,キャラメルモルト,チョコレートモルトを使用し,香ばしさと深み,口当たりの良さを絶妙にコントロールしています。ホップにはマグナム,シムコ,シトラ,センテニアルの4種類をセレクトし,モルティな香ばしさの中にオレンジやグレープフルーツなどの柑橘系フルーツやパイナップルの様なフレーバーを織り交ぜ,味わい深さと苦味を見事に両立させています。こんなビールを毎日飲めたら幸せなのだけど,値段は高いです。アルコール度数6.2%。355ml672円。
(2013.12.11.)

No.1657 オピュス(ベルギー)

 2008年に開発されたルフェーブル醸造所ご自慢のホッピー・ブロンドです。「ホッピーなビールがラインナップに欲しかった」という醸造所の意向もあり,名前から味わいに至るまでホップのアロマと苦味が主役のブロンドエールとなっています。とても泡立ち豊かで,注ぐとホップのアロマが立ち昇ります。麦の甘みも感じられると同時に,8.3のフルボディ由来のアルコール感もあり,それらを5種類のホップからなる複雑なアロマが包み込む,秀逸な仕上がりです。久しぶりにベルギーらしいビールを飲んでとても満足です。330ml483円。
(2013.12.12.)

No.1658 カムデンタウンUSA ヘルズ・ラガー・アンフィルタード(イギリス)

 輸入元資料より。「アメリカの大人気ホップ,カスケード,センテニアル,シムコー,シトラを使用した,爽快なアメリカンホップラガーです。グラスに注ぐと霞がかった金色。フルーティーアロマが気分を明るくさせます。一口含むと,アメリカンホップ由来のビターグレープフルーツ香,ドライでクリスピー。穀物由来のシリアルやコーンの軽やかな香ばしさ,刈りたての芝生のような清々しさが吹き抜けます。柔らかなビターフィニッシュは,気分をリフレッシュしたいときに最適!何杯でも飲めてしまいそうな爽快ラガーです。」ラベルのデザインも中身もアメリカの地ビールと間違う美味しさでした。アルコール度数4.6%。330ml462円。
(2013.12.13.)

No.1659 エリシアン・ナイトオウル・パンプキンエール(アメリカ)

 エリシアン醸造所が造るハロウィーン・シーズンから寒い季節にはぴったりのパンプキンエールです。副原料にはカボチャの他にもジンジャー,シナモン,ナツメグ,クローブ,オールスパイスなど,複数のスパイスを組み合わせ,真似の出来ない味わいを造り出しています。特にシナモンが利いています。個人的には,あまり好きな味ではありませんが,とても個性的で,いかにも地ビールらしいレシピだと思いました。アルコール度数5.9%。355ml525円。
(2013.12.14.)

No.1660 シュラッペゼッペル・ヘーフェ・ヴァイスビア(ドイツ)

 ヨハネスブルグ城で有名なアシャフェンブルグの町で,17世紀からビール醸造に携わっている歴史ある醸造所です。ビールの個性を尊重し,何世紀にも渡ってレシピが受け継がれています。バイエルン式の白濁したイエローゴールドが美しいヘーフェ・ヴァイスビアです。アロマには黄桃の様な豊かな甘味を帯びたフルーツ香の他,青リンゴやレモンなど,酸味を感じるフルーツの香りも感じられます。ふわりと軽やかな口当たりで,適度な刺激を感じさせるカーボネーションの中からもリンゴのフルーティな香りが飛出し,仄かにジワリと感じる苦味が全体を整えます。アルコール度数5.5%。500ml525円。
(2013.12.15.)

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180.本日のビール(149)No.1651〜1660