No.1631 ミスティック・ピーチ(ベルギー) 小麦で造られるスパイシーなホワイトビールをベースにピーチの香料を加えた低アルコールのフルーツビールです。ピーチの甘い香りで完熟したピーチの様な濃厚な甘みが口の中に広がり後口にホワイトビールの酸味が絡み合いサッパリとした喉越しです。たぶん,銀河高原ビールに不二家のピーチネクターを少し加えると近い味になるかもしれません。ちょっとビールに飽きたときは,ジュース感覚で飲めるとても美味しいビールでした。ハーヒト醸造所で造られるベルギーらしい1本でした。アルコール度数3.5%。250ml303円。 (2013.11.15.) |
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No.1632 ベックス(ドイツ) ビール大国,ドイツビールの中では輸出量No.1のピルスナースタイルのビールです。そんなビールをこれまで飲んだことがなかったのは,何だか不思議です。いつでも飲めると思っているうちに後回しになっていたのかもしれません。口に含むと,麦芽と落ち着いたホップの香りが感じられ,後味には強めの苦味が残ります。全体的にクリアでオーソドックスな味わいで,後味に残る少し強めの苦味が特徴的です。アルコール度数5%。330ml326円。当然,麦芽100%です。 (2013.11.15.) |
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No.1633 ハイトDドライフィニッシュ(韓国) 韓国シェアNo.1のハイトが醸造するドライビールです。イメージとしては,アサヒのスーパードライを意識していると思います。口に含むと,スーパードライほど辛口ではなく,麦の味わいも感じられます。原材料にコーン・スターチも使用していますが,スーパードライとの決定的な違いは,米を使用していない点にあると思います。米の甘みを感じない分,こちらの方がビールらしい味に仕上がっていると思います。アルコール度数5%。330ml218円。 (2013.11.16.) |
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No.1634 軽井沢浅間高原ビール・プレミアムクリア(軽井沢ブルワリー) 中途半端な地ビール醸造所が廃業する中,こだわりの地ビール醸造所が少しずつ増えています。軽井沢ブルワリーは,今年開業した新しい醸造所です。プレミアムクリアは,本場ドイツから直輸入の上質な麦芽とヨーロッパアロマホップを,軽井沢浅間山の清らかな冷涼名水で仕込んでいます。華やかな香りと芳醇な味わい,すっきりした後味が特徴の最高品質を追求した麦芽100%のプレミアムビールです。サントリーのプレミアムモルツを越える旨さだとは思いますが,地ビールらしさは感じません。確かに美味しいビールですが,個性が足りない印象です。アルコール度数5.5%。350ml350円。 (2013.11.17.) |
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No.1635 軽井沢浅間高原ビール・ヴァイス(軽井沢ブルワリー) 軽井沢ブルワリーは,製菓用の洋酒輸入を中心とするドーバー洋酒貿易(東京)の関連会社です。佐久市長土呂の佐久流通業務団地内の約6200平方メートルの敷地に,鉄骨一部3階建て延べ約3400平方メートルの生産工場を新設しました。総事業費は約21億円で,生産能力は年間2千キロリットルだそうです。この白ビールは,軽井沢の白樺林を連想した小麦麦芽の飽きのないビールを目指しています。選び抜いた小麦麦芽を用い,上面発酵でフルーティーな香りに仕上げられています。淡い色調と程良い酸味,柔らかい味わいは,上品で洗練された美味しさでした。アルコール度数5%。350ml280円。地ビールとしては,安いです。 (2013.11.18.) |
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No.1636 軽井沢浅間高原ビール・高原の錦秋アルト(軽井沢ブルワリー) 引き続き,軽井沢浅間高原ビールです。開業と共に,いきなり多くのラインナップをリリースする軽井沢ブルワリー,意気込みを感じます。秋季限定デザインの軽井沢の涼秋を醸す美しいルビーの赤が特徴の芳醇なビールです。地ビールではお馴染みアルトスタイルですが,一般的な地ビールに比べるとスッキリ感が強く,大手メーカーのビールのようにさらりとした喉ごしです。秋晴れの日にお勧めのビールです。アルコール度数5%。350ml280円。 (2013.11.19.) |
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No.1637 軽井沢浅間高原ビール・プレミアムダーク(軽井沢ブルワリー) 軽井沢の贅沢感たっぷりの,濃色で芳醇な麦芽100%ビールです。缶は日本画家千住博画伯の「星のふる夜に」の美しい絵画を用いた,情感豊かなデザインです。プレミアム感たっぷりのビールですが,洗練された喉ごしは地ビールらしくありません。大手メーカーの味に近いです。ヱビスやプレモルの限定でもこの手の味はいただけます。そうすると,350円は高いかもしれません。アルコール度数5.5%。350ml。 (2013.11.20.) |
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No.1638 軽井沢浅間高原ビール・ダーク( 軽井沢ブルワリー) 原材料は,麦芽,ホップ,米,コーン,スターチです。地ビールなのに,大手メーカーのように米やコーン,スターチを使用するなんてけしからん,と思って飲んだのですが,味のバランスに関わる副原料としてこだわり抜いた末の選択だったというのがよくわかる仕上がりです。柔らかで芳醇な味わいが特徴の贅沢感のある濃色ビールです。喉ごしはドライでスムーズです。缶には,自社工場から望む浅間山に星々が輝く様子がデザインされています。アルコール度数5%。350ml260円。よなよなエールと同価格で安いです。 (2013.11.21.) |
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No.1639 軽井沢浅間高原ビール・ブラック(軽井沢ブルワリー) はたしてこれが地ビールか,と考えてしまうとてもスッキリした洗練された味わいの黒です。原材料には,米・コーン・スターチを副原料として使用しているため,ビールらしさというよりは,喉ごしの爽快感を追求したのだと思われます。「麦とホップ黒」に近い味です。ロースト麦芽の甘みもほんのりとしていてしつこくありません。あくまでもスッキリです。私の好みではありませんが,ドライなビールが好きな人にはお勧めの1本です。アルコール度数5%。350ml280円。 (2013.11.22.) |
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No.1640 軽井沢浅間高原ビール・クリア(軽井沢ブルワリー) 軽井沢浅間高原ビール,最後の1本になりました。きょうは,カシマスタジアムでJリーグの試合があったのに,仕事で行けませんでした。しかも結果を見ると鳥栖に敗れ,優勝の可能性もなくなりました。散々な一日です。こんな日のビールがうまいはずがありません。軽井沢ブルワリーさん,ごめんなさい。もっといい気分で飲みたかったです。副原料に米・コーン・スターチを使用しています。このブルワリーの目指すところは,長野県のオリオンビールなのかなと思いました。アルコール度数5%。350ml260円。 (2013.11.23.) 「ビールがうまい」メニューに戻る |
178.本日のビール(147)No.1631〜1640