No.1611 お坊さんエール2013(ベアード)

 静岡県沼津市のベアードが造る限定醸造地ビールです。ベルギーの修道院で造られるアビィ系ビールをもしも日本でも造ったら「お坊さん」が造るんではという発想で造られたベルジャン・ダブルエールです。グレープを彷彿とするアロマと酸味を感じるベリー系果実が混和したような,甘くフルーティな香りがあります。香りからベルギーらしさはあまり感じないものの,日本の地ビールらしい個性を十分に感じる力作です。ベアードらしいアイデア溢れる1本でした。アルコール度数7.5%。360ml525円。
(2013.10.26.)

No.1612 ケラー・ヘレス2013(ベアード)

 販売店の解説より。「ヘル(ヘレス)とはペールと同じ『淡い,薄い』の意味で,透明感のあるゴールドに輝く様を示した言葉です。バイエルン・ミュンヘン周辺でラガービールと言えば,このヘレスを意味するほど定着し,愛されています。ベアード・ケラーへレスは(ケラーとはセラーの意味で,無ろ過,熱処理なしのビールの事をいう),パンのような香ばしい麦芽のフレーバーが心地よく,繊細なフローラルホップの個性とうまく調和し,非常に爽快で,しかも満足できる味わいです。」地ビールらしい個性的な味わい深い限定ビールでした。アルコール度数5.5%。360ml483円。
(2013.10.27.)

No.1613 ジョイ・デ・ビブラ・ゴールデンエール2013(ベアード)

 販売店の解説より。「ジョイ・デ・ビブラとは,生きる喜びという意味です。3種類のベースモルト(フロアーモルテッドマリスオッター,ピルスナー,ミュンヘン)と糖類(素焚糖)を使用。ホップはもっと複雑で,5種類の大地やハーブのような個性のホップ(ミレニアム,スターリング,ウィラメット,ファグル,スティリアン・ゴールディング)を組み合わせ,モルトとホップの美味しさを十二分に楽しめるように仕上げられた逸品です。」さすがベアード,こだわりの1本でした。アルコール度数6.5%。360ml483円。
(2013.10.28.)

No.1614 エクスポート・ラガー2013(ベアード)

 次々と新作をリリースするベアードビールが続きます。「ベアード エキスポートラガー」は,ドルトムントスタイルからインスピレーションを受け造られており,味わい深いフレーバーと,いきいきとした爽快感の両方を持ち合わせています。ピルスナーやヘレスといったスタイルよりも濃厚な色合いと味わいを持ちながら,ドライで爽快な喉越しとキレを持ち合わせた素晴らしいビールです。沼津のおいしい軟水が,その優しく丸みのあるラガーの個性を更に引き立たせています。アルコール度数5.5%。360ml483円。
(2013.10.29.)

No.1615 フォール・フェスト・ラガー2013(ベアード)

 販売店解説より。「通常のラガーよりも色濃く,麦芽の比率も高いのが,このフォール・フェスト・ラガーのスタイルであるヴィエナ・ラガーの特徴です。秋の紅葉,茶枯れた木々の幹を思わせるアンバーカラーは秋を彩るシーズナル・ビールとしての存在感を放ち,鼻腔に抜ける芳ばしい香りに心を奪われます。深みのあるモルティな旨味を全面に出し,ビール本来の美味しさを堪能することが出来ます。色々なビールが生まれる中,原点回帰をする意味でも飲む価値のあるハイクォリティなラガーです。」メルツェン・スタイルの味わい深い1本でした。アルコール度数5.3%。360ml483円。
(2013.10.30.)

No.1616 アラン・ファイアーサイド・スパイスドエール(スコットランド)

 スコットランドのアラン島で造られたジンジャーを使用したスパイスドエールです。グラスに注ぐと温かみのあるアンバーブラウン。ジンジャーエールを加えたようなビールをイメージしていましたが,全く異なりました。一口含むと目をしばたかせるほどの強烈な香りが,喉の奥を刺激し鼻孔を膨らませます。あまりにも個性的で,野性的な強い香りは慣れるまで時間がかかりそうです。たまにはこんな刺激もいいでしょう。アルコール度数4.7%。500ml693円。
(2013.10.31.)

No.1617 ブリュードッグ・エレクトリック・インディア・ホッピーセゾン(スコットランド)

 輸入元資料より。「オレンジピールを投入したホッピーセゾンです。グラスに注ぐとゴールデンアンバー。ファンキーなベルジャン系のスパイシーフレーバーが香り立ちます。一口含むと,ヘザーハニーとペッパーコーン。そして心地よいオレンジピールが,ベルジャンイーストに絡みつくように喉を伝います。セゾンらしくシナモンスパイスやハーブが交錯し,ざっくりとしたイチゴジャムのアロマが,甘美と酸味の絶妙な基軸となって全てのフレーバーを懐柔させます。輪郭の部分にエッジの効いたホッピービターが,溢れ出しそうな甘美を封じ込めます。」さすがです。美味しかったです。アルコール度数7.2%。330ml546円。
(2013.11.1.)

No.1618 ブルックリン・ラガー(木内酒造)

 柏の「コクリコ」でいただきました。世界的に有名なアメリカの地ビールメーカー「ブルックリン・ブルワリー」と常陸野ネストビールで有名な「木内酒造」(茨城県)が本格提携し,「ブルックリン・ブルワリー」のレシピで木内酒造が醸造しています。世界の地ビール界の第一人者,ギャレット・オリバー氏が来日し指導したブルックリン・ラガーの樽生です。ホップの苦みが爽やかで,とても美味しいビールでしたが,わざわざライセンス生産する必要があるのだろうか。木内酒造のオリジナルレシピでも十分世界に通用すると思うのだが。アルコール度数5%。850円の40%引き。
(2013.11.2.)

No.1619 秋のプレミアム生(御殿場高原ビール)

 柏で飲んだ帰り,よせばいいのに佐貫の「はなの舞」に寄ってしまいました。オリジナルのチルドビールは,「秋のプレミアム生」です。ホップは,ドイツ産ハースブルッカーを使用しています。スパイシーでフルーティーな香りと,苦みのある飲み口が特徴です。麦芽100%,富士山の恵み水を使用しています。居酒屋チェーン店で,美味しい地ビールが飲めるのは,嬉しいことです。中ジョッキ504円。
(2013.11.2.)

No.1620 ブリュードッグ・マッシュタグ・アメリカン・ブラウンエール(スコットランド)

 輸入元資料より。「クラフトビールファンとツイッター,フェイスブック上でチャットを重ねながらレシピを練り上げ,実験的に醸造いたしました。モルト,ホップに加え,副原料にヘーゼルナッツを使用し,オークチップを投入して熟成させた民主的アメリカンブラウンエールです。グラスに注ぐとダークブラウンカラー。ロースティーな香ばしさと,ダークラムのような甘美な芳香が柔らかく漂います。ナッツ由来の見事な奥行き,チョコソースを塗ったブラウンブレッド,旨みのある黒蜜,ウイスキーのようなメローなアロマ。フィニッシュにかけてココアパウダーがふわりと立ちこめます。」アルコール度数7.4%。330ml630円。
(2013.11.3.)

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176.本日のビール(145)No.1611〜1620