No.1591 シャイン・モルト糖質50%(韓国)

 ユニーグループ・ホールディングス株式会社のプライベートブランド,新ジャンルです。醸造は,韓国のハイトジンロ株式会社です。これまでの,シャイン・モルトの特長であるコクのある味わい,クリアでキレのある飲み口はそのままに,糖質50%オフを実現したとのことです。製造の特長とそては,0℃以下の状態で熟成させることにより,不純物の除去をスムーズに行い,クリアな味わいを引き出す「氷点下熟成法」を採用していることにあります。なんだかんだいっても,新ジャンルです。350ml88円という安さだけが魅力の飲み物だと思いました。アルコール度数4.5%。
(2013.9.27.)
No.1592 ザ・プレミアム・モルツ・コクのブレンド(サントリー)

 新作ということでかなり期待したのですが,従来のプレモルと,プレモルの黒ビールをブレンドして熟成させたという,いわゆるハーフ&ハーフで,オリジナルレシピではないようです。そこのところが少しだけ,ガッカリしました。味の方は,もちろん,美味しかったのですが,斬新なアイデアが欲しかった気もします。ハーフ&ハーフなら,自分の好みでいくらでもできるので,自分の好みのブレンドにした方がよいと思いました。とはいえ,湯上がりに昭和村の中島屋旅館で飲んだので,とても美味しかったです。
(2013.9.28.)
No.1593 箕面ビール・スタウト(AJIビア)

 大阪府箕面市の地ビールです。社名の「A・J・I」は(味)を意味します。味わい深く,どんな場面でも思い出してもらえる,そんなビールでありたいという基本理念のもとに日々ビール造りに取り組んでいるそうです。コーヒーやビターチョコレートを思わせるフレーバー,滑らかなやわらかさとドライな後味にこだわった,飲み飽きないスタウトです。日本のスタウトの中では,傑作だと思います。アルコール度数5.5%。
(2013.10.1.)
No.1594 箕面ビール・ピルスナー(AJIビア)

 引き続き,大阪府箕面市の地ビールです。地ビールでピルスナーは難しいです。なぜなら,大手ビールメーカーのほとんどがピルスナーだからです。よほど,味にこだわらないと価格で負けてしまいます。そんな中この箕面ビールは,大手ビールメーカーにはない低温で長期間熟成をおこなったすっきりとした爽快感とチェコ産のザーツホップのみを贅沢に使用した爽やかな苦味が特徴のラガービールになっています。高くても飲みたい,とても美味しいビールでした。アルコール度数5%。
(2013.10.2.)
No.1595 スペシャルX 本格辛口(オリオンビール)

 「シャープなのどごしと洗練されたキレ味」が特長のビールテイストアルコール飲料です。進化した醸造方法で徹底的に雑味を除去することで,辛口派好みの「クリアな味とシャープなキレ」に磨きをかけ,高発酵,高炭酸,6%のアルコール度数による刺激的な飲みごたえになっています。原材料は,発泡酒(麦芽,ホップ,大麦,米,コーン,スターチ,糖類),スピリッツ(大麦)です。評価は,☆としましたが,あくまでも「よなよなエール」が大好きな人の評価ですので,その点を考慮いただき,お許し願えればと思います。スッキリ辛口が好きな方にはいいと思います。350ml109円。
(2013.10.9.)
No.1596 ホフブロイ・ミュンヘン・オクトーバーフェスト(ドイツ)

 久しぶりのドイツビールです。世界最大のビール祭り「オクトーバーフェスト」で,座席数1万席を数える最大テントが「バイエルン州立ホフブロイ・ミュンヘン醸造所」。そのオクトーバーフェストメインビールで,ラガータイプです。さわやかな苦味とほのかな甘みが特徴です。個性の強いビールではないので,旬のビールということ以外,取り立てて説明することもありません。味わうビールではなく,ゴクゴク飲むタイプのビールです。アルコール度数6.3%。500ml600円。
(2013.10.10.)
No.1597 フレンスブルガー・ヴァイツェン(ドイツ)

 王冠ではなくゴムの栓が付いた珍しい瓶です。飲み終わって捨てるのがもったいないです。何かに再利用できないかと思ってしまいます。さて,中身の方は,ドイツの最北端で作られるヴァイツェン・スタイルです。このヴァイツェンはとりわけ果実味の凝縮感が強く,リンゴのような風味とバナナの香りが秀逸です。本場ドイツの傑作ヴァイツェンだと思います。アルコール度数5.2%。330ml630円。美味しいけれど,ちょっと高いのが玉に瑕です。
(2013.10.11.)
No.1598 メナブレア1864ラガー(イタリア)

 暑さ寒さが交互にやってきて体調を崩しやすい季節です。今日は,とても暑いです。ビール日和です。1本目は,イタリアの下面発酵のペイルラガーです。厳選された原料モルツの質の高さと,ビエッラの地下1500メートルからくみ上げられた天然水により豊潤にして繊細な仕上がりとなっています。軽快な辛口タイプで,口に含むとヴァニラの芳香が口全体に広がり,そのあとには甘いハーブの香りが続きます。暑い日にぴったりの上品でとても美味しいビールでした。アルコール度数4.8%。330ml420円。
(2013.10.12.)
No.1599 フレンスブルガー・ドゥンケル(ドイツ)

 本日2本目は,昨日に続き,フレンスブルガーです。栓抜き不要のこの瓶は,スイングトップというそうで,古典的なビールの栓のようです。今回のドゥンケルは,本来,南ドイツのビールですが,南のドゥンケルに比べ,甘さは控えめです。ロースト小麦の香ばしさとバルト海沿岸のフレンスブルクならではのミネラル感が持ち味となっています。ドイツビールの実力を改めて再認識しました。日本の地ビールでは真似のできない旨さです。アルコール度数4.8%。330ml630円。
(2013.10.12.)
No.1600 スタウト(銀河高原ビール)

 メーカーHPより。「 銀河高原ビールのスタウトは,ビール酵母を残して醸造する上面醗酵タイプの黒ビールである為,苦みは感じつつも,『苦すぎず強すぎず』の絶妙な味わいのスタウトに仕上がりました。厳選した3種類のローストモルト(焙煎麦芽)の組み合わせにより生まれる,まるで珈琲のような香り。クリーミーな泡,なめらかな口あたり。他の商品に比べ高いアルコール度(5.5%)と酸味と苦味の個性が相まって,非常に満足感が高い深い味わい。創業当初から一部の飲食店向けにしか提供していなかった「秘蔵」の樽生商品をベースに缶,向けに調整してパッケージいたしました。350ml273円。
(2013.10.13.)

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174.本日のビール(143)No.1591〜1600