172.本日のビール(141)No.1571〜1580

No.1571 シトラス・ブラック(木曽路ビール)

 一関の地ビールフェスティバルに来て2日目です。昨日からトータルで20杯目に地元一関のいわて蔵ビールIPAを飲みました。そして,21杯目が,この長野県南木曽町の限定地ビールです。キレのあるスタウトをベースに,柑橘系ホップ4種(カスケード,シトラ,チノック,センテニア)を使用し,ホッピーですっきりした喉ごしを実現しています。一般にこの手のスタウトは,コーヒーやチョコレートの甘さだけで好みではないのですが,このビールは違います。アイデア溢れる1杯でした。アルコール度数5%。
(2013.8.25.)

No.1572 ピルスナー(飛騨高山麦酒)

 22杯目は,岐阜県高山市の地ビールです。久しぶりに普通のピルスナーを飲んだ感じです。安心する味です。美味しかったです。本日のおつまみは,コロッケ(80円)焼き鳥(100円)です。とってもリーズナブルです。しかも美味しいです。このあと,ペールエール(オオヤブラッスリー),スタウト(ノースアイランド),パイナップル(鳴子の風),キュウイIPA(あくら),IPA(オゼノユキドケ),サマーレッド(エチゴ)と飲んでいき,今回の地ビールフェスティバルは,トータル28杯5.6リットルで終了しました。
(2013.8.25.)

No.1573 犬山ローレライ・ヴァイツェン(小弓鶴酒造)

 9月になったのに,今日もとても暑かったです。今日は,愛知県犬山市の地ビールです。酒造メーカーの造る路ビールは当たりが多いのですが,このビールもとても美味しいです。ドイツのビール職人から学んだだけあって,小麦の甘みと爽やかなバナナの香りがバランスのよいヘーフェヴァイツェン・スタイルです。まさに本場の味です。設備や原材料もドイツに拘っているだけあってとてもよい仕事をしています。アルコール度数5%。瓶のラベルがなかなかおしゃれです。
(2013.9.1.)

No.1574 犬山ローレライ・ピルスナー(小弓鶴酒造)

 昨日に続き,愛知県犬山市のお取り寄せ地ビールです。あくまで本物志向にこだわる本場ドイツのビールお手本にした正統派のビールといった印象です。ドイツの女性ブラウマイスター,ナディアベッカー女史指導の下,豊富な木曽川の伏流水(天然醸造水)と厳選された素材から,独特の豊かなコクと香りを生み出しています。キレがあるだけではなく,モルトの甘みとホップの香りも上品で洗練された味わい深いピルスナーでした。アルコール度数5%。
(2013.9.2.)

No.1575 富良野の秋まろやかリッチ(サッポロ)

 まだまだ暑い日が続いていますが,いつのまにかうるさかった蝉の声も秋の虫の声に変わりました。今回は,数量限定の新ジャンルです。サッポロが開発したオリジナル品種のホップ「フラノベータ」を使用しています。このフラノベータは,世界でたった1軒の農家が上富良野で栽培している幻のホップで,苦味成分が少ないことによるマイルドな味わいと豊かな香りが特長だそうです。なんだか貴重なビールのようですが,中身は残念ながら新ジャンルそのものでした。アルコール度数5%。原材料は,発泡酒(麦芽・ホップ・大麦)・スピリッツ(大麦)です。350ml100円。
(2013.9.9.)

No.1576 ホップヴァレー・アルファデリックIPA(アメリカ)

 アルファデリックとは,ホップの苦味成分の元となるα酸のことです。その名の通り,強烈なホップの苦みが最高にうまい1本です。グラスに注ぐと,やや濃いカッパーカラーで,一口飲めば,香りもグレープフルーツを筆頭としたシトラス系を感じつつ,パイナップルやピーチなどの南国系,熟したオレンジなど,とてもフルーティです。久しぶりに感動的なビールに出会いました。アルコール度数6.7%。355ml567円。
(2013.9.11.)

No.1577 スピークイージー・タルーラXPA(アメリカ)

 販売店の解説より。「美しい女性が描かれたこの『タルーラ』は,禁酒法時代を描いたミュージカル映画『ダウンタウン物語』に登場する,スピークイージー(もぐりの酒場)の妖艶な歌姫の事。演じているのは,若かりし頃のジョディ・フォスター。アメリカン・ペールエールスタイルに仕上げられ,フルーティでアロマティック。シャープな苦味とモルティな香ばしさ。」アメリカン・ペールエール・スタイルにしては,喉越しがドライなところが特徴的です。アルコール度数5.6%。355ml630円。
(2013.9.12.)

No.1578 スピークイージー・プロヒビション・エール(アメリカ)

 販売店の解説より。「鮮やかなレッドアンバーカラーと,鮮烈なホップの香りがあるアンバーエールです。クールな二人組のギャングが描かれたスタイリッシュなラベルも印象的。『プロヒビション』とは『禁止』を意味し,禁酒法時代を表す言葉として,そして『ビールへの欲求を禁じ得ない美味しさ』と掛けられています。シトラスなホップのアロマ,ジンジャーや紅茶のフレーバーがあります。中程度の苦みと,後からジワリとくる甘味が特徴的。」アメリカン・アンバーエール・スタイルで,喉ごしは割とドライです。アルコール度数6.1%。355ml630円。
(2013.9.13.)

No.1579 スキャンダル・ラガー(カナダ)

 寸胴のボトルが非常に目を引く,インパクト抜群のペールラガーです。原材料は全て米国農務省認定のオーガニック製品を使用しており,ビールに対するこだわりはかなりのものです。淡いゴールドカラーの液体からは,麦芽そのものの香ばしさがあり,苦みもそこそこで地ビールのような印象を受けます。後味には雑味などは一切なく,クリアで洗練されたペールラガーらしい味わいを楽しめます。久しぶりのカナダのビールでした。アルコール度数5%。341ml462円。
(2013.9.14.)

No.1580 セゾン・ドッティーニ(ベルギー)

 ドゥ・ランク醸造所が造るセゾンエールです。グラスに注ぐとやや濁ったアンバーカラー。レモン,オレンジなどの柑橘系にりんご,グレープの果皮のニュアンスもあり,フルーティさの中に華やかさも感じられます。味わいはとてもモルティですが,透明感があり,喉ごしはドライです。雑味が一切ない洗練された味わいに,見た目通りのキメ細かいスムースな口当たりが絶妙な飲み心地の良さを演出しています。上品で澄み渡る爽やかな香りに感激しました。アルコール度数5.5%。330ml567円。
(2013.9.15.)

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