No.1551 ブロンシュ・ド・ナミュール(ベルギー)

 デュ・ボック醸造所が造るフルーティで華やかな香りが特徴のホワイトビールです。久しぶりの本家ベルジャン・ホワイトエールに期待が高まります。グラスに注ぐと,小麦由来の華やかでフルーティな香りとコリアンダーのスパイシーな香りが高く,しっかりと数あるベルジャン・ホワイトエールとは違った個性を放っています。泡立ちがよく,飲み口もスムースで飲み易く,鼻腔を抜けるエレガントな香りも高く上品な味わいです。2012年World Beer Awardにてヨーロッパ・ベスト・ウィートに選出されています。アルコール度数4.5%。330ml504円。
(2013.8.21.)

No.1552 琥珀の寛ぎ(サントリー)

 ファミリーマート限定の数量限定醸造ビールです。ロースト麦芽による「深いコク・旨み」と,ザーツ産ファインアロマホップ由来の「上質で華やかな香り」が特長の,アンバー(琥珀色)タイプの限定醸造ビールです。この手のアンバー・スタイルは,サントリーの得意とするところで,これまでにも繰り返し繰り返し発売されていますが,一部のファンを除いて関心は薄いようで,短命に終わるビールが多いようです。残念なことです。とても美味しいビールなので,仮にヒットしなくても続けて欲しいと思います。麦芽100%,アルコール度数5%。350ml217円。
(2013.8.22.)

No.1553 みがき麦・爽やかホップ(サッポロ)

 イオングループ限定のみがき麦,さらに数量限定の爽やかホップです。 通常タイプの「みがき麦」より,のど越しスッキリで爽やかな香りが感じられる新ジャンルです。ネルソン・ソーヴィンホップを一部使用しているので,ホップの香りが強めです。フルーティーでとても美味しくいただきました。これで108円なら絶対買いですね。美味しいものほど,限定商品というのは納得いきませんが,好みの問題で私の好みが特殊なのかもしれません。原材料は,発泡酒(麦芽、ホップ、大麦、糖類),スピリッツ(大麦)です。アルコール度数5%。
(2013.8.23.)

No.1554 IPA(城端麦酒)

 第16回地ビールフェスティバルIN一関に行ってきました。記念すべき1杯目は,迷わず選んだ富山県南砺市の城端麦酒IPAです。瓶ビールで販売している「俺の味」と「麦やエール」の中間的なテイストです。樽生限定で,瓶では販売していません。心地よい苦さと柑橘感,1杯目としては大正解の感動的な美味しさでした。わざわざ東北新幹線ではるばる来た甲斐があったというものです。
(2013.8.24.)

No.1555 箕面ビール・国産桃ヴァイツェン(AJIビア)

 2杯目です。大阪府箕面市の桃を使用した夏限定のフルーツビールです。和歌山県で有名な「あら川の桃」八旗(はっき)農園の白桃をふんだんに使用しています。ヴァイツェンをベースに国産の白桃をかなり贅沢に使った,ネクターのような柔らかな喉ごしが特徴です。とてもフルーティで爽やかです。いきなりの変化球ですが,人気ビールは売り切れると後悔するので,人気のあるところから攻めるのが地ビールフェスティバルのコツです。アルコール度数5.5%。
(2013.8.24.)

No.1556 大阪アルト(道頓堀麦酒醸造)

 3杯目です。「大阪の人に出来たて新鮮な生ビールを飲んでもらいたい」という想いで,1996年に大阪・道頓堀にある「四季自然喰処たちばな・道頓堀本店」内に設立された地ビール醸造所のアルトです。副原料を一切使わない麦芽100%で水都・大阪の水を使用した上面発酵のビールです。カラメルの香ばしさの割りにスッキリしていて美味しいビールでした。
(2013.8.24.)

No.1557 桜島こみかんベルギーホワイト(城山観光)

 4杯目です。鹿児島市の城山観光ホテル内で醸造しているビールです。3杯目の道頓堀麦酒醸造と共に,瓶ビールでは販売していないので通常現地に行かなければ飲めないレアなビールです。鹿児島特産の小みかんの皮を使用していますが,さほどみかんの香りは強くありません。とってもフルーティーでヒューガルデンホワイトにも負けない美味しさでした。
(2013.8.24.)

No.1558 松島ビール・スイートベリー(サンケイヘルス)

 5杯目です。宮城県大郷町の温泉施設で醸造している松島ビールです。かなりの変化球で,苺ジャムの味がします。ビールの味に飽きたときにはいいと思いますが,まだ5杯目です。しかも,ベルギーホワイトのあとですから,飲む順番を間違えてしまった感が強いです。デザートビールで,それなりに美味しいと思うのですが,つまみが漬け物(100円)というのがいけません。
(2013.8.24.)

No.1559 志賀高原・アフリカ・ペールエール(玉村本店)

 6杯目です。遂に登場しました。私が個人的に日本一好きな醸造所,長野県山ノ内町の玉村本店です。IPAほどガツンと来る味ではありませんが,志賀高原ビールに共通している華やかなホップの香りが最高です。上品な苦みと,麦芽の甘みが見事に融合しています。はるばる岩手まで来た甲斐があったというものです。こんな樽生が飲めるのが,地ビールフェスティバルの良さだと思います。時間限定での販売でしたが,通しで販売して欲しかったです。
(2013.8.24.)

No.1560 プランク・ピルザール(ドイツ)

 7杯目です。7杯目は日本の地ビールではなく,ドイツ・バイエルン州ラーバー村の小さな醸造所が造るピルスナーです。日本ではなかなか飲めないレアなビールだそうです。ホップの苦み,モルトの旨味もさすが本場ドイツです。変化球の多い地ビールフェスティバルにあって,異色の直球勝負,とても美味しいピルスナーでした。コバツトレーディングが輸入販売しています。
(2013.8.24.)

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170.本日のビール(139)No.1551〜1560