No.1481 白山わくわくビール・ダークエール(わくわく手づくりファーム川北)

 霊峰白山の麓に広がる加賀平野を潤す手取川中流の小さな町・川北で醸造されてる地ビールです。昔から米どころ加賀百万石と名高い豊かな土地で,ビール醸造用大麦と副原料に使用するコシヒカリ米を生産しています。ダークエールは,自家製六条大麦麦芽をベースに濃色麦芽のクリスタルモルト,ブラックモルト,ローストバーレイをブレンドして造られています。ホップのやわらかな苦みと深いコク,コーヒーのような味わいのバランスのとれた黒ビールです。アルコール度数5.5%。
(2013.6.6.)
No.1482 ファイアー・イン・ザ・ベリー・ダグのレッドエール2013(ベアード)

 【ベアードブルーイング資料より】ダグは,私達にとって,言うならばフィッシュマーケットタップルームの「創業を支えたお客様」の一人。まだ開店後間もない頃に奥様のみゆきさんと,もう一人の「創業を支えたお客様」であるジェイソンと共に来店しました。彼の子供のような好奇心いっぱいのきらきら輝く表情と情熱溢れる人間性で,私達はすぐに意気投合しました。そこから,彼はタップルームとベアードビールのファンとなり,ゆくゆくはベアードビールのビジネスパートナーの一人となり,そして私達の大事な友人となり、何年もの間タップルームへ通ったのでした。ところが,数ヶ月前,彼の情熱的で激しい人生を象徴するかのように,あまりにも突然にこの世を去ってしまいました。ダグの思い出を偲び仕込んだビールが,この「ファイアーイン・ザ・ベリー」です。アルコール度数6%。360ml483円。
(2013.6.7.)
No.1483 パワハラ・ゴールデンエール2013(ベアード)

 無礼講があればパワハラもあるということで,無礼講とは反対に職務権限,権力を利用して部下をいじり倒すパワーハラスメントに対抗すべく,上司もついつい褒めたくなるような美味しいビールを造ろうという無茶苦茶なコンセプトから生まれた,ふんわりソフトでフルーティなゴールデンエールです。対角線上に位置づけた限定醸造ビールの無礼講ストロングエールよりも初期比重を下げ,当たりの強過ぎないアルコール度数に抑え,よりフルーティで優しく飲み易いスタイルに仕上げています。ベルジャン・ゴールデンエールタイプのベアードには珍しい個性を抑えた1本です。アルコール度数6.5%。360ml483円。
(2013.6.9.)
No.1484 ラッキーバケット・プレ・プロヒビション・スタイル・ラガー(アメリカ)

 ラッキーバケット醸造所のフラッグシップ・ビールです。アメリカで施行された禁酒法「プロヒビション」以前のスタイルを踏襲しています。フワりとホップの香りが漂い,甘味を帯びた麦の香りにトースティな香ばしさ,穀物由来の土の香りも感じられます。十分に乗った麦の旨味が口中に広がって芳醇な中にも,後味のキレの良さが全体をスッキリ綺麗にまとめあげています。味わいそのものは軽快なラガーエールですが,麦の香ばしさがとても良く出ていて,アンカー・スチーム・ビールに似た懐かしい味わいの1本でした。アルコール度数4.5%。355ml357円。安いです。
(2013.6.11.)
No.1485 ブリュードッグ・リキテンシュタイン・アメリカン・ペールエール(スコットランド)

 ブリュードッグ醸造所がロンドンの有名美術館とコラボしたビールです。このボトルはロイ・リキテンシュタイン回顧展用に特別に醸造されたアメリカンペールエールです。ロイ・リキテンシュタインは1923年にニューヨークで生まれ,73歳で没しました。アンディ・ウォーホールと並ぶアメリカンポップアートの巨匠と呼ばれています。創業者のジェームズ・ワット曰く「アメリカンポップアート・ペールエール」だそうです。ポップアートのラベルデザインは軽い感じに見えますが,口に含めば,強烈なホップの苦みが襲ってきます。完璧な旨さです。アルコール度数5.2%。330ml546円。
(2013.6.12.)
No.1486 ラグニタス・サックス(アメリカ)

 ラグニタス醸造所が造る限定のインペリアルIPAです。口に含んだ瞬間に思考回路が停止してしまうような強烈なビールです。口の中で凝縮されたモルトの甘みと香ばしさ,ホップの強い苦みが同時に爆発するようなインパクトで襲ってきます。それでいてアルコール度数7.85%ととは思えないスムーズな喉ごしです。ビールサイトでも軒並み最高評価(ビア・アドヴォケイト97ポイント,レイト・ビア99ポイント)というのも頷ける最高の1本でした。355ml588円。
(2013.6.13.)
No.1487 ラッキーバケットIPA(アメリカ)

 ラッキーバケット醸造所が造るアメリカン・インディア・ペールエールです。煮沸時,煮沸直後,熟成の3段階に置いてホップを大量に使用し,華やかで鮮烈な苦味を持った味わい深い1本です。ホップにはアマリロ,センテニアル,カスケードを選び,華やかなアロマにこだわりを持っています。ホップがグレープフルーツ・ピールの爽快なシトラス香に,パイナップルの南国系フルーツを感じさせ,麦の甘味もとても豊かに出ていて,フルーティで芳醇なとても美味しいビールでした。価格も安いです。アルコール度数6.3%。355ml420円。
(2013.6.14.)
No.1488 ケルシュ(エチゴ・ビール)

 エチゴビールが造るクラフトビア・ザ・ワールド第6弾,限定醸造です。ドイツのケルン地方で伝統的に醸造されていたケルシュは,大麦麦芽に加え小麦麦芽を使用しています。ピルスナーの様な淡い色合いとエールビールのようなフルーティなアロマの香りを持つビールです。上面発酵酵母を下面発酵並みの低温で熟成させるのもこのビールの特徴です。ドイツのビール純粋令によりケルシュ協約なるものが存在することから日本で醸造されるものは正確には「ケルシュタイプ」と呼ばれています。温泉の湯上がりに飲んだためかとてもおいしく感じました。口当たりが柔らかくライトボディーで,苦みを抑えたホップの爽快な香りと酵母由来のフルーティな香り,小麦麦芽由来の酸味もあり,最高の1本でした。、アルコール度数5%。350ml280円。
(2013.6.15.)
No.1489 パナシェ(アサヒ)

 『アサヒレッドアイ』に続く,ビアカクテルの第2弾コンビニエンスストア限定です。新発売します。風味豊かな麦芽に,レモンの爽やかな香りと味をプラスすることで,スッキリと飲みやすく仕上げています。「パナシェ」は,フランス語で「混ぜ合わせた」を意味する言葉で,一般的にビール類とレモン飲料をミックスしたアルコール飲料の総称だそうです。原材料は,麦芽,ホップ,大麦,大麦エキス,スターチ,糖類,酵母エキス,海藻エキス,香料,甘味料(アセスルファムK)です。個人的には,レッドアイの方が好みでした。アルコール度数4.5%。350ml168円。
(2013.6.16.)
No.1490 ライビンガー・ゼーヴァイセ(ドイツ)

 ゼー・ヴァイセのゼーは海や湖を表し,ライビンガー社のあるラーフェンスブルクの南に横たわるボーデン湖を表しています。特別な酵母と地元の大麦と小麦だけを使用し,近年再発見された伝統的なレシピで醸造され,フルーティな琥珀色のビールに仕上がっています。淡いホワイトゴールドの液体からは,パイナップルや洋ナシ,マンゴーやアプリコットといった芳醇でフルーティなアロマが立ち込め,その高いアロマは余韻に至るまで長く長く続きます。口当たりもクリーミィで柔らかく,喉越しはスッキリとしています。さすがドイツのヘーフェ・ヴァイツェンです。アルコール度数5.2%。330ml420円。
(2013.6.17.)

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162.本日のビール(132)No.1481〜1490