No.1431 アサヒふんわり(アサヒ)

 爽やかでしっかりとした味わいでありながら,日本国内で販売されているビール類において「最もカロリーが低い」低カロリーNo.1を実現した新ジャンルの新商品です。味の方は,希少品種であるシトラホップの爽やかな香りとミュンヘン麦芽の風味による,しっかりとした味わいが特徴です。アルコール度数が2〜3%と低い点が個人的には不満ですが,ホップの香りと麦の甘みがきっちり感じられるフルーティーでとても美味しい新ジャンルでした。新ジャンルの中では久しぶりにお気に入りの商品に出会いました。これから夏に向けて愛飲したいと思います。
(2013.4.13.)
No.1432 セカンドストライク・アップルエール(ベアード)

 静岡県沼津市にあるお気に入りのブルワリー,ベアードブルーイングが造るシーズナルビールです。麦汁の糖分を低く抑えたドライなエールに,長野県で栽培されたフレッシュなリンゴ果汁を加えています。エール酵母とフルーツ果汁に由来する赤いキャンディーのようなアロマと,シードルを思わせる爽やかなボディーが絶妙な味わいをつくりだしています。喉の渇きをいやしてくれるシャンパンのようなスッキリとした大人のフルーツエールです。原材料は,麦芽・ホップ・リンゴ・小麦・糖類・ベルギー酵母となっています。アルコール度数5.5%360ml560円。
(2013.4.14.)
No.1433 ラックオブ・ザ・アイリッシュレッドエール(ベアード)

 昨日に続き,ベアードブルーイングが造るシーズナル限定ビールです。アイルランドの伝統的なビアスタイルであるレッドエールでつくられています。ボディーは赤みがかったアンバーで,香ばしいビスケットのようなカラメルフレーバーを楽しむことができます。ベアードブルーイングといえば斬新で複雑味のある味わいが特徴的ですが,このレッドエールは正統派のアイリッシュスタイルのため,個性には少々乏しく物足りない印象も受けます。それでも,ベアードですから,評価は辛口ですがとても美味しいビールでした。アルコール度数4.5%。360ml475円。
(2013.4.15.)
No.1434 ハナビール・ピルスナー(ベアレン)

 LIGHT UP NIPPONとのコラボレーション商品です。LIGHT UP NIPPON委員会は2011年と12年の8月11日,東日本大震災の被災地10数ヶ所で“復興”と“追悼”の花火大会を開催しました。この活動にベアレンも賛同し寄付金付ビールを造りました。当初は定番の「クラシック」で販売していましたが,今年は花火を見ながら飲むイメージで「本格ドイツスタイルのピルスナー」を瓶詰めしています。ホップの爽やかな香りと麦芽の旨みを存分に味わえる贅沢なビールです。地ビールですので,ピルスナーではありながら,飲み応えのある爽やかな1本でした。アルコール度数5%。330ml400円。
(2013.4.16.)
No.1435 ハーヴェストムーン・ゆずエール(イクスピアリ)

 千葉県浦安市のディズニーリゾート・イクスピアリが製造している地ビールです。ゆずエールはイクスピアリが毎年冬期に限定販売している商品で,高知県産のフレッシュなゆずの果汁を加えてつくられています。ライトテイストのエールに,柑橘系のゆずの香りが絶妙にマッチしています。この手の果汁入りビールは,際物が多いのですが,このビールは,ホップの苦みと柚子の香りが絶妙のバランスです。上品で,とてもセンスのいい素敵な1本でした。アルコール度数5.5%。330ml500円。
(2013.4.17.)
No.1436 ビアへるん・レモン・ヴァイェン(島根ビール)

 島根県松江市の松江地ビールが造る季節限定ビールです。ヴァイツェンに,国産レモンの皮を加えて果実味を高めています。レモンの味は控えめで,ヴァイツェンイーストに由来するクローブの香りとレモンの香味が織りなす,大人っぽいスパイシーなフレーバーが印象的です。小麦の独特な香りと柑橘系の爽やかな香りが上品にマッチしています。300mlという小さめの瓶で少々物足りなさもありますが,ゴクゴク飲むビールではないので,ゆっくりと味わいたいものです。アルコール度数5%。472円。
(2013.4.18.)
No.1437 アニバーサリーエール(ブリマーブルーイング)

 神奈川県川崎市のブリマーブルーイングが,創業1周年を記念してリリースした限定ビールです。アメリカンスタイル・ストロングペールエールでつくられており,定番アイテムのペールエールに,より多くのホップを加え香りや苦みを強調しています。また,カラメルモルトの風味も加えられており,アメリカの地ビールとは違った繊細さも兼ね備えています。強いホップの苦みだけではないいかにも日本的な地ビールだと思いました。とても美味しかったです。アルコール度数5.5%。330ml480円。
(2013.4.19.)
No.1438 志賀高原イーブンプライム・ホワイトIPA(玉村本店)

 長野県山ノ内町にある玉村本店が造る季節限定地ビールです。オリジナルレシピによってつくられたウィートエールで,アルコール度数は,6.5%とやや高めですが,全く感じさせない小麦に由来する柔らかなフィニッシュで,斬新な味わいをつくりだしています。いる。大量に投入されたホップの苦みは,グレープフルーツの白い外皮のようなシャープで強烈な苦みで独創的です。個人的に日本一の地ビールメーカーと思っていますが,期待を裏切らないセンスのよい個性的な1本でした。330ml390円という安さも魅力です。
(2013.4.20.)
No.1439 いわて蔵ビール・ヴァイツェンボック(世嬉の一酒造)

  岩手県一関市のいわて蔵ビールが毎年冬期に発売する季節限定ビールです。ドイツの伝統的なビアスタイルであるヴァイツェンボックでつくられています。色は白濁したアンバーで,強いアルコールと麦芽に由来する甘味に満ち溢れており,まるで熟したバナナのようなフレーバーが味わえます。通常の1.7倍の麦芽を使用しているそうです。個人的には,甘みが強く好みではありませんが,地ビールとしては珍しいスタイルなので,その点は評価できます。好きな人には,こたえられない1本だと思います。アルコール度数7%。330ml500円。
(2013.4.23.)
No.1440 志賀高原・蕎麦(玉村本店)

 長野県山ノ内町の志賀高原ビールが極わずかに生産している限定ビールです。同社の自社農園で栽培された無肥料・無農薬のソバの実とホップからつくられています。ソバそのものはホップの香りに負けてしまいほとんど感じることができません。信州だけに,蕎麦にこだわったのだと思いますが,あまり個性は感じられませんでした。セゾンスタイルで造られています。アルコール度数4%。330ml390円。
(2013.4.24.)

「ビールがうまい」メニューに戻る

156.本日のビール(127)No.1431〜1440