No.1411 エピック・スパイラル・ジェティIPA(アメリカ)

 購入元解説より。「クリアなオレンジゴールドで,ふわっとした豊かな泡立ち。トップにはIPAらしくフローラル&フルーティなホップアロマがありますが,香りに白ブドウの様なフルーティさと,生のホップの青さが感じられ、独特の個性を放っています。口当たりは穏やかですが,モルトの旨味がしっかりと感じられ,名前とは裏腹に繊細で綺麗な仕上がり。派手さこそありませんが,逆に悪いところが全くなく,飲み口から余韻に至るまで,終始エレガントでフルーティなホップフレーバーが続き,IPAらしい苦味と共に十分な満足感を与えてくれます。キメが細かく柔らかいカーボネーションがモルト風味を引き立て,ほど良く残る麦の旨味が次の一口を誘います。ジューシーでドリンカブル。IPAのお手本の様な1本です。」解説の通りの旨いビールでした。アルコール度数6.6%。650ml777円。
(2013.3.19.)
No.1412 濃い味DELUXE(麒麟)

 メーカーによると,「アルコール6%の飲みごたえに,カラメル麦芽による“濃い味らしい”香ばしい風味と,チェコ産ファインアロマホップの上質で穏やかな苦味が調和し,しっかりとしたボディ感と余韻が感じられる豊かな味わいに仕上げました。」とのことです。原材料は,発泡酒(麦芽・ホップ・大麦・コーン・スターチ・糖類),大麦スピリッツからなる新ジャンルです。ビールとは異なる味ではありますが,価格も安いですし,独自のアルコール飲料として需要はあると思います。個人的には,たまにはいいかなという程度でした。350ml100円。
(2013.3.20.)
No.1413 クロンバッハ・ヴァイツェン(ドイツ)

 クロンバッハ社が独自に培養している酵母によって,瓶内で二次発酵を促し,味わいに深みとスパイシーさを与えているヘーフェ・ヴァイツェンです。このスタイルとしては,完璧な旨さではないでしょうか。グラスに注ぐと,豊かな泡立ちにやや濁ったクリームゴールドの輝き,フルーティなヴァイス香を放ちます。瑞々しい口当たりで,麦の旨味がスムースに運ばれて行き,微弱の酸にはオレンジやパイナップルといったシトラス&フルーティなフレーバーが隠れています。苦味は優しく癖が無く,終始フルーティでドリンカブルな味わい。久しぶりにドイツの実力を実感しました。アルコール度数4.8%。330ml378円。
(2013.3.21.)
No.1414 クリアアサヒ・プライムリッチ(アサヒ)

 アサヒの新ジャンル,新商品です。品目は,発泡酒をベースとした「リキュール(発泡性)@ 」となっています。特徴は,最高級濃度の原麦汁エキスを使用し,「クリアアサヒ」本体で培ってきた独自のクリアな後味を実現する製法を活用することで「最高級のコク」と「クリアな後味」を実現した新ジャンルとのことです。また,アルコール度数を6%と高めにしています。サッポロの「麦とホップ」のようにビールに近い味を求めた商品とは異なり,新ジャンルとしての独自の味を追求しているように思います。コンビニにて,350ml139円。
(2013.3.22.)
No.1415 ウェストマール・ダブル(ベルギー)

 聖心ノートルダム醸造所が造るトラピストビールです。グラスの注ぐと,濃い赤茶色でほのかに麦芽の香りがします。泡は木きめ細かくグラスから盛り上がるくらいです。口に含むと,口当たりはフルーティで芳醇,レーズンやプラム,フランボワーズ,バナナ,キャラメル,カカオと複雑なフレーバーが感じられます。個人的には,この手のビールは苦手です。飲むほどに喉が渇き,ゴクゴクは飲めません。これは味わうビールです。アルコール度数7%。330ml556円。
(2013.3.23.)
No.1416 スノーブロンシュ(小西酒造)

 兵庫県伊丹市の日本酒の「白雪」で有名な小西酒造が造る地ビールです。白雪長寿蔵スノーブロンシュは,ビール業界のオスカー賞と称されるBIIA2011において最高金賞を受賞しています。小麦を原料としたベルジャン・スタイルのホワイト・ビールで瓶内に酵母が残る無濾過タイプの上面発酵ビールです。全体的には,ヒューガルデンホワイトをお手本にしている印象です。フレッシュな酵母が切れのよい造り立ての味わいに加え,ハーブのコリアンダーとオレンジピールの爽やかな酸味と香りが特徴です。爽やかな酸味と香りがとてもいいです。アルコール度数4.5%。330ml480円。
(2013.3.24.)
No.1417 プレストンIPA(本田産業)

 宇都宮のホームセンター,ジョイフル本田に併設されたプレストンエール・ブルワリーが造る季節限定の地ビールです。苦味が強く華やかに香るアメリカンスタイルが流行のIPAですが,あえて,苦味,香り共に控えめなイングリッシュスタイルのIPAにしたあたりは,センスの良さを感じます。控えめとはいっても,苦み,香りともにバランスがよく,芳醇で最高レベルのIPAでした。麦芽は通常の1.5倍,ホップは4倍使用しているそうです。今回は,那須湯元温泉の湯上がりに飲みました。大満足の1本でした。アルコール度数6%。330ml525円。
(2013.3.24.)
No.1418 雪中熟成深山ピルスナー(那須高原)

 栃木県那須町の那須高原ビールが造る季節限定の地ビールです。那須深山の清らかな雪解け水で特別醸造したラガービールを雪深い深山の雪の中でひと冬熟成させるという,世界でも珍しい製法のビールです。330ml661円という地ビールの中でもかなり高価なビールですが,高くても飲む価値のある高級感漂うとても美味しいビールでした。苦みも香りも,通常のピルスナーよりは強めで,バランスも良く,味わい深い素晴らしいピルスナーです。傑作中の傑作といってよいでしょう。アルコール度数5%。
(2013.3.24.)
No.1419 スタウト(那須高原)

 那須高原ビールは,那須インター近くの林の中の美術館のようなブルワリーで醸造されています。ビールに関しては,インターに近いことは利点になりませんが,一度は訪れる価値のあるブルワリーです。定番のスタウトは,那須深山の大地から流れ出る清冽な雪解け水を使用しています。クリーミィな泡とロースト香,ホップの強い苦味が絶品です。ギネスを越えたと言っても過言ではありません。これまで飲んだスタウトの中では1番旨いです。濃厚なのにスッキリしていて,繊細な香りが日本人にぴったりです。値段が高いのが欠点です。アルコール度数6%。892円。
(2013.3.24.)
No.1420 ほろよい・麦とレモネード(サントリー)

 ビールではありませんが,ビールテイスト飲料として紹介します。「ほろよい」は,アルコール度数3%のやさしい味わいが特徴の缶チューハイです。今回の「麦とレモネード」は,レモネードの甘酸っぱさが心地よい,爽やかですっきりとしたビアテイスト飲料となっています。微かな苦味と,麦の旨みも感じられ,ちょっと甘いレモンビールといった印象です。原材料は,レモン果汁,麦芽エキス,スピリッツ,糖類,酸味料,香料,カラメル色素,安定剤(アルギン酸エステル),乳化剤,炭酸ガス含有となっています。ビールを飲み過ぎたときにはいいかもしれません。350ml148円。
(2013.3.26.)

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154.本日のビール(125)No.1411〜1420