No.1391 日光プレミアム柚子ビール(栃木マイクロブルワリー)

 栃木マイクロブルワリーとペンション「森のうた」と日光吉田屋酒店のトリプルコラボ商品です。栃木県の日光市内で取れた柚子の果汁を使用しています。色はイエローゴールドで,搾りたてのフレッシュな柚子の香りが強烈です。栃木マイクロブルワリーの自然発酵・無濾過生熟成麦酒・成分無調整(濁りや沈殿物など)は,地ビールらしさが十分で好感が持てますが,少々柚子の香りが強すぎてビール本来の味が弱いように思います。好みの問題もありますが,そこのところが少し残念です。アルコール度数5%。330ml550円。
(2013.2.16.)
No.1392 温泉麦酒(ファーマーズフォレスト)

 栃木県日光市鬼怒川温泉駅前の登屋本店で購入しました。登屋本店は,薬とお酒を販売している不思議な感じのお店でした。ビールは,ろまんちっく村(宇都宮市)を運営する潟tァーマーズ.フォレストの醸造部門クラフト.ブルワリーの醸造です。鬼怒川.川治観光開発鰍フ源泉を仕込水に使用した地ビールです。お土産ビールはハズレが多いですが,アルコール度数7%と重量感溢れる本格的な味わいの地ビールでした。単純泉の鬼怒川温泉ですから,温泉水を使っていることは味には全く反映されていません。ごく普通に美味しい地ビールでした。330ml580円。
(2013.2.21.)
No.1393 ウィンターウィット2013(ベアード)

 静岡県沼津市のベアードが造る限定醸造のベルジャン・ホワイトエール・スタイルです。麦芽比重を高くし,カラメルモルトをアクセントに加えることで,ライトな小麦の特徴に厚みを持たせています。また,フルーティで優しいという特徴は消さずにしっかりと反映させ,ホップもニュージーランド産(モトゥエカ)とチェコ産(ザーツ),ドイツ産(トラディッション,ハースブルッカー)を組合せ,軽めに仕上げているというこだわりぶり。隠し味にキンカンを使用しています。さすがベアードと思わず唸ってしまう1本でした。アルコール度数6%。360ml546円。
(2013.2.24.)
No.1394 薫り華やぐヱビス(サッポロ)

サッポロがフレンチの巨匠ジョエル・ロブション氏と手を組み,共同開発することで生まれた新しい味わいのヱビスです。原料にフランス・シャンパーニュ地方の上質な麦芽と,香味豊かなホップである貴重なネルソンソーヴィン種を使用して贅沢に仕込むことにより,飲んだ瞬間口の中に華やかな薫りが広がり,心地良い余韻が楽しめる味わいを実現しています。ヱビスビール本来の特長である熟成による深いコクも健在で国産缶ビールとしては,よなよなエールに次ぐヒット商品だと思います。限定醸造とのことなので,急いでケース買いしました。しばらくは,よなよなに変わって毎日飲みたいと思います。アルコール度数5%。350ml近所のスーパーで208円
(2013.2.25.)
No.1395 前略好みなんて聞いてないぜSORRY(ヤッホーブルーイング)

 長野県軽井沢町のヤッホーブルーイングが造る季節限定米麹仕立てストロングエール・スタイルの地ビールです。ビールの味わいを損なうことなく,米麹が生み出すフルーティな吟醸香を加え,バランスのよい日本人向けの芳醇な味わいに仕上げているあたりはさすがです。酒臭さなどは無く,スムースで飲み易く親しみ易い口当たりで,あくまでビールの旨味へ加わる一つのアクセントとして麹の特徴が効いています。新たな傑作ビールが加わりました。季節限定というのが惜しいです。アルコール度数6.5%。350ml315円。
(2013.2.26.)
No.1396 チュートニック・エール2013(ベアード)

 静岡県沼津市ベアードの限定醸造地ビールです。中世ゲルマン人(チュートン)戦士の力強く勇気ある精神をイメージして造ったというジャーマン・ゴールデンエール・スタイルのビールです。原材料には全てドイツ産のモルト(ピルスナー&ミュンヘン)とホップ(マグナム,トラディッション,スポルター,テットネンガー,ハースブルッカー)だけを使用しており,モルトそのものの美味しさと,芳醇なホップフレーバーの魅力にスポットを当てて醸造した,こだわりのビールとなっています。フレッシュでホッピーなガツンと来るとても美味しいビールでした。アルコール度数6%。360ml483円。
(2013.2.27.)
No.1397 ミッケラー・ケーレッ2012(デンマーク)

 スウェーデンの熱心なインポーター向けに特別なレシピで醸造されたアメリカン・ペールエール・スタイルのビールです。「ケーレック」とはスウェーデン語で「LOVE」の意味だそうです。口に含むと,フルーティーで尚且つホッピーな味が広がります。マンゴーやピーチ,オレンジ,パッションフルーツが次々現れ,まるでフルーツパーラーのようです。モルトとホップのバランスが素晴らしく,これこそアメリカンペールエールのお手本のような完璧なビールでした。感動しました。アルコール度数6.2%。330ml630円。安かったらもっと飲みたいのだけれど,そうそう手が出ません。
(2013.2.28.)
No.1398 ペールエール(ナギサビール)

 和歌山県白浜町の地ビールです。原材料には,醸造用麦芽エール麦芽のほか,小麦麦芽やカラメル麦芽,ミューニック麦芽など,5種類のスペシャルモルトをバランスよく配合しています。また,ビタリングホップに,ナゲット(シャープな苦み)やフレーバーホップ,アロマホップ(香り付け用)にハラタウペルレ(柑橘系アロマ)やザーツ (スパイシー)やカスケード(フローラル)と,5種のホップをふんだんに使用し,華やかな芳香がほのかに感じられるビールに仕上げています。ナギサビールならではの独特の味わいが特徴です。アルコール度数5%。330ml400円。安いです。
(2013.3.3.)
No.1399 アメリカンウィート(ナギサビール)

 昨日に続き,和歌山県白浜町の地ビールです。仕込み水に,南紀白浜が誇る名水「富田の水」を使用しています。この水は,世界遺産に登録された熊野古道の一つ,大辺路街道・富田坂入口より2キロほど奥へ入ったところに水源をもつ白浜町内の地元の水です。水そのものの環境汚染が少ないため,安全で良質で旨みがあるということ,ビールを仕込むにあたって,原料本来の風味を邪魔しない上に,より味と香りを引き出すということから,ナギサビールではこのナチュラル・ミネラル・ウォーターを仕込み水として使用し続けているそうです。ザーツホップを使用したウィートスタイルのビールですが,味わいはナギサビール独特の個性的なものです。アルコール度数5%。330ml400円。
(2013.3.4.)
No.1400 デモーレン・ドゥンダー&ブリクセン(オランダ)

 ラベルがシンプルで格好いいです。 「雷鳴と稲妻」と名付けられた閃光が走るような爽快ボヘミアンピルスナーです。グラスに注ぐと,ピルスナーというには,あまりにも個性的でただ者ではないなと思わせるシャイニーコッパー。フレッシュなモルト香が泡とともに弾けます。口に含むと,見た目の通りペールエールほどではないにしろ,フルーティーでホップの苦みもほどほどの豊潤な味わいです。それでいてスッキリした清涼感たっぷりの個性的な1本でした。アルコール度数6.2%。330ml420円。
(2013.3.7.)

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152.本日のビール(123)No.1391〜1400
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