No.131 レーベンブロイ(アサヒ)

 アサヒのホームページより。「ビールの本場,ドイツの中でもビールの中心地として知られるバイエルン州ミュンヘン。レーベンブロイはその街でもっとも有名な醸造所です。ドイツ語でレーベンは獅子,ブロイが醸造所の意味。王者ライオンの称号をもつビールなのです。麦芽,ホップ,水。それ以外のものは一切加えないドイツビールの伝統を約600年間守りぬいてきたその味は,のどごし爽快で,まろやかなコクとキレのバランスが良い王道の味わい。麦芽とホップの風味が生きたドイツビールの真髄が味わえるビールです。アサヒビールはマイスターたちが守りつづけた醸造法によってライセンス生産でお届けしています。」とのことですが,あまり個性は感じられません。350ml198円。
(2012.11.27.)
No.32 ハイネケン(オランダ)

 ハイネケンは,1863年,ヘラルド・A・ハイネケンによって創立された世界第3位のシェアを誇る世界的なビールメーカーです。日本では,キリンがライセンス生産していますが,今回飲んだのは輸入ビールです。世界1位のアンハイザー・ブッシュ・インベブ(バドワイザー),2位のSABミラー(ミラー)と比べると,ヨーロッパらしいハイネケンの方が好みです。しっかりしたホップの香りとモルトの旨味があり,安定感のあるオールモルトのラガービールです。330ml198円。
(2012.11.30.)
No.146 スパークリングホップ(麒麟麦酒)

 5年ぶりの再発売です。ビールに近い新ジャンルとは一線を画す,独創的な味だっただけに,再発売は歓迎です。商品コンセプトは,ホップが香って,フルーティ。香りまで楽しめる心地よい刺激の新ジャンルだそうです。国産「凍結ホップ」とニュージーランド産ホップによる,フルーティーな香りと爽やかな刺激がウリです。強いホップの香りとカクテルのような甘さは,和食には合いません。年末年始のパーティーシーンを想定した飲み物です。原材料は,発泡酒(麦芽・ホップ・大麦・糖類),大麦スピリッツです。アルコール度数5%。350ml100円。
(2012.12.7.)
No.57 エーデルピルス(サッポロビール)

 瓶や缶はなく,樽生のみで販売しているサッポロのプレミアムビールです。久しぶりに柏の「コクリコ」に行き飲みました。ここは,4〜7時が40%引きでビールが飲めるので,この時間がお得です。ここへ来る前に日帰り温泉「満天の湯」で散々サッポロ生を飲んできたので少々飽きています。ファインアロマホップを3倍使用した高貴で清々しい苦味と,キレのよいおいしさが魅力です。ドイツで「エーデルビター(高貴な苦味)」と賞賛される味わいとして,本場の醸造家からも認められたそうです。500ml600円。
(2012.12.23.)
No.163 ヒューガルデンホワイト生(ベルギー)

 ベルギーのヒューガルデン村を発祥とするホワイトビールです。ベルギービールに填るきっかけとなった私にとっては重要なビールです。大麦,小麦,ホップを使った上面発酵で醸造されるエールビールで,苦味は少なくコリアンダーやオレンジピールによるほんのりスパイシーでさわやかな飲み口が特徴です。樽生を飲める店は近所では,柏,水戸と限られている貴重なビールです。330ml780円。(コクリコにて40%引きでいただきました。) うまいです。アルコール度数4.9%。
(2012.12.23.)
No.165 スピット・ファイア(イギリス)

 1698年よりケント州でエールビールを造り続けてきたイギリスで一番古い歴史を持つシェパード・ニーム社が造るエールビールです。「スピットファイアー」とはイギリスの有名な戦闘機の名前から付けられたものでイギリス戦争の大記念日を祝うために醸造が開始されたそうです。その名前にふさわしく苦味の効いたペールエールですが,アメリカンIPAに凝っている最近では,ちょっと物足りない味です。後口はスッキリとしたキレがありますが,麦芽100%ではないので,雑味を感じます。
(2012.12.23.)
No.36 ハブ・エールVer.16(Hub)

 「コクリコ」をあとにして,久しぶりに「Hub」に行きました。Hubと言えば,ハブエールです。モルトは,ペールエールモルト,ウィートモルト,ミュンヘンモルトに秋冬バージョンは,クリスタルモルトを加えて香ばしさを出しています。ホップは,チャレンジャーホップをベースにノースダウンホップを加え,苦みを演出しています。秋冬バージョンは,春夏バージョンより3割ほど苦みを強くしているそうで,私好みです。フルーティーで心地よい苦みが絶品です。3/4パイント680円。
(2012.12.23.)
No.58 樽詰めギネス(イギリス)

 「Hub」のギネスは,うまいです。泡がとってもクリーミーです。ギネスはグラスに注いだときに大量の泡が発生するため,注ぎ終わってから泡が落ち着くまで間を置くサージングという行程が欠かせません。自分が注文したとおぼしきギネスがカウンターに置かれたままになっていても,それはサージング中なのであって,店員のミスではありません。ギネス社は「待つ人には良いことが来る」あるいは「1パイントを完璧に注ぐのに119.53秒を要する」のような広告キャンペーンで,この待ちを美徳に変えたそうです。忠実に出されるHubのギネス,最高です。
(2012.12.23.)
No.85 牛久シャトー・ペールエール(合同酒精)

 牛久のシャトーカミヤで醸造されている季節限定の地ビールです。英国産麦芽を使用した伝統的な上面発酵ビールです。はっきり言って,旨いです。でも,何だか物足りない。牛久のビールは,ラーメンでいえば「幸楽苑」のような万人が旨いというものを目指しているような気がします。バランスのいい技術のしっかりしたビールですが,個性が足りないのです。そこのところがちょっと不満です。地元だけにちょっと辛口になりました。アルコール度数5%。500ml680円。
(2013.1.19.)

No.64 プレミアムモルツ・黒(サントリー)

 黒ビールというと,同じようなビールのイメージがあります。そこで今回は,いくつかの黒ビールを温泉宿で飲み比べてみました。とりあえず,プレミアムモルツ黒,東京ブラック,キリンスタウトの3本を比べてみました。本当はギネスも用意したかったのですが,温泉の近くでは手に入りませんでした。この3本の中では,プレミアムモルツ黒のすっきり感が際立っていました。東京ブラックは,ポータースタイルなのでこってりしている印象です。キリンスタウトもなかなか濃厚な味わいです。プレモルは,やっぱりプレモルの黒といった個性的な味わいです。3本とも全く違った黒ビールだということに気づき,飲み比べもなかなか楽しいものだと思いました。
(2013.2.16.)

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150.本日のビール飲み直し(6)