No.1331 猪苗代地ビール・ピルスナー(親正産業)

 猪苗代地ビール館は,世界のガラス館に併設された観光施設です。現地で生ビールを飲めばもっと美味しかったと思うのですが,今回は,温泉ドライブの途中に立ち寄りました。温泉で飲む瓶ビールもなかなか捨てがたいものがあります。ビターホップとアロマホップをバランスよくブレンドした喉越し爽やかなビールです。モルトの甘みとホップの苦みは,地ビールならではの美味しさです。出来としては標準的な地ビールだと思いますが,湯上がりのビールは格別です。アルコール度数5%。500ml700円。
☆☆☆(2012.12.8.)
No.1332 猪苗代地ビール・ラオホ(親正産業)

 猪苗代地ビール本日3本目です。ブナのチップでモルトを燻煙し,より一層の旨みと香りを引き出した黒ビールです。注いだ瞬間の香ばしい香りと深い味わいに加え,黒い見た目からは想像がつかない甘くて飲み易い口当たりです。ラオホを造っている醸造所は珍しいですが,それは日本人の口には合わないからではないでしょうか。私もあまり好みではありません。あえて,ラオホスタイルを造っていることは評価できますが,ビールに合うおつまみは,かなり限定されます。アルコール度数5%。500ml700円。
☆☆☆(2012.12.8.)
No.1333 猪苗代地ビール・ヴァイツェン(親正産業)

 猪苗代地ビール本日4本目です。大麦・小麦モルトを使用した,まろやかな味とフルーティな香りが秀逸です。上面発酵ならではのにごりがあり,若干白みがかっているのが特徴で,マンゴーのようなやさしい味わいに仕上がっています。外は雪,コタツに入って飲むビールは最高です。温泉に入って飲むビール,これ以上の贅沢はありません。あっという間の猪苗代地ビール4連発でした。アルコール度数5%。500ml700円。
☆☆☆☆(2012.12.8.)
No.1334 東京スカイツリータウンビール・プレミアム(チェコ)

 友人からお土産でいただきました。ワールドリカーインポーターズ株式会社が,「世界のビール博物館東京スカイツリータウン・ソラマチ店」及び東京ソラマチ クリスマスマーケットでしか手に入らない,「東京スカイツリータウンビール 数量限定クリスマスラベル」として発売したビールです。この限定ビールは,このビールのために特別にデザインされたサンタクロースのラベルが特徴的なチェコのブリュワリーから直輸入の限定ビール,数量限定ラベルバージョンです。珍しいビールをありがたくいただきました。アルコール度数8%。330ml。
☆☆☆(2012.12.9.)
No.1335 東京スカイツリータウンビール・ピルスナー(チェコ)

 頂き物2本目です。東京スカイツリータウンビール 数量限定クリスマスラベルです。珍しいのはラベルだけで,中身はごく普通のピルスナーです。いただいたのに失礼ですが,ピルスナーウルケルと変わらない感じがします。日本のピルスナーに比べれば,モルトの旨味がしっかりしている感じはしますが,期待が大きかっただけに少々ガッカリです。お土産ビールはこんなものなのかも知れません。いただいたのに酷評で本当に済みません。アルコール度数4.4%。330ml。
☆☆☆(2012.12.11.)
No.1336 オランジブーン・プレミアムラガー(ドイツ)

オランジブーン醸造所は,オランダのロッテルダムで創設されました。オランジブーンとは,オレンジの木を表すオランダ語でそうです。その名前を冠したオランジブーンは,1671年以来の伝統的なオランダの独自製造方法で醸造された天然醸造のしっかりとした味わい深い少し苦味のきいたピルスナーラガービールです。その味わいは,古き伝統と友情のシンボルであり,オランジブーンは友人とともに楽しむプレミアムピルスナーとして,オランダ王室はもとより,ヨーロッパの人々に広く愛されています。現在は,オランダ王室オラニエ家が認めた伝統の醸造方法で本場ドイツ国内で製造され,世界69ヶ国で販売されているそうです。アルコール度数5%。330ml178円。
☆☆☆(2012.12.12.)
No.1337 深みの贅沢(サントリー)

 セブン&アイ・ホールディングスとサントリーが共同開発した,限定醸造ビールです。特徴は,7つのこだわりです。@麦芽を贅沢に使用した濃密な旨みと豊かなコクAドイツ・ハラタウ産アロマホップ100%の爽やかな香りBアルコール度数6.5%の力強い飲みごたえC麦芽100%(副原料一切なし)D天然水100%仕込Eデコクション製法(糖化工程で麦汁を煮沸する製法)Fレイトホッピング製法(麦汁煮沸工程で終了時にホップを投入する製法)以上の7つです。さすがサントリー,しっかりした麦の旨味と華やかなホップの香りが秀逸です。350ml238円。
☆☆☆☆(2012.12.13.)
No.1338 サラナックIPA(アメリカ)

 120年以上の歴史を誇るマット・ブリューイングを支え続けてきた定番のアメリカンIPAです。以前飲んだホワイトIPAが恐ろしく美味しかったので,期待したのですが,IPAの割にはホップの苦みが控えめで物足りない印象です。それでも,モルトの香ばしさが見るからに感じられるアンバーカラーの液体は,桃やプラムといった甘味の乗った南国系果実のフルーティなアロマが心地よいです。ガツンと来るホッピーなビールではありませんが,クリーミーな泡立ちといい全体として上品なIPAに仕上がっています。アルコール度数6%。355ml504円。
☆☆☆☆(2012.12.14.)
No.1339 城崎ビール・空のビール・ピルスナー(山本屋)

 城崎温泉の老舗旅館「山本屋」が設立した地ビールレストラン「グビガブ」のピルスナー・スタイルです。ボヘミアビールにこだわり,チェコ産ザーツホップを贅沢に使用しています。ピルスナー・スタイルは,日本の大手メーカーを越えるのは難しいです。価格からいっても相当なプレミアム感がないと太刀打ちできません。大手メーカーの平均点を越えるだけでは満足できません。このビールも残念ながら,美味しいビールではありますが,平均点を大きく越えることはありませんでした。アルコール度数4.5%。330ml451円。
☆☆☆(2012.12.15.)
No.1340 ブリュッセル・レッドフルーツ(ベルギー)

 「ブリュッセル レッドフルーツ」は,ウィートエールにカシス,ブルーベリー,ラズベリー,チェリーとベリー系の天延果実で造った特製のジュースをブレンドしたフルーツエールです。柔らかくスムースに口に流れ込むとベリーの優雅なアロマがフワりと広がります。フルーティな甘味に程よい酸味が心地よく,優しい口当たりで飲み易いです。泡が可愛いピンク色で華やかに広がり,国産のピルスナービールに飽きたときには,口直しに最適です。アルコール度数3.2%。330ml462円。
☆☆☆☆(2012.12.16.)

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144.本日のビール(117)No.1331〜1340
☆の数は,個人的な味の好みです。最高5つ。