No.1251 富士桜高原ヴァイツェン(富士観光開発)

 一関地ビールフェスティバルの続きです。本日6杯目,通算23杯目です。山梨県富士河口湖町の地ビールです。小麦麦芽を50%以上使用しています。小麦麦芽と上面酵母による濁りとフルーティーな香り,上品な味が特徴です。ヴァイツェンスタイルは,よほどのことがない限りハズレはありません。このビールも普通に美味しいです。さすが2日目ともなると酔いの回りも早いです。早くも限界が近づいてきたようです。アルコール度数5.5%。
☆☆☆☆(2012.8.26.)
No.1252 田沢湖ビール・ヴァイツェン(わらび座)

 本日7杯目,通算24杯目は,ゆふいんビールのゆふの香りエールです。そして,本日8杯目,通算25杯目は,秋田県仙北市の地ビールです。隣の席に,田沢湖ビールの工場長さんがいらしていろいろお話を伺いました。そんなわけで,田沢湖ビールも購入せざるを得なくなり,いろいろあるなかからヴァイツェンスタイルを選びました。工場長さんお勧めだけあって,銀河高原より美味しいと思いました。
☆☆☆☆(2012.8.26.)
No.1253 牛久珈琲ラガー(合同酒精)

 本日9杯目,通算26杯目です。地元茨城の牛久にあるシャトーカミヤが造る限定ビールです。わざわざ一関まで来て飲む必要性もないのですが,またまた限定という言葉に釣られて購入してしまいました。ネーミングからして味は想像できたのですが,想像通りのコーヒー味のビールでした。いわゆるコーヒースタウトとは違うさっぱりした味わいです。美味しいとは思いませんが,いかにも地ビールらしくていいのではないでしょうか。二度と飲みたいとは思いませんが。
☆☆☆(2012.8.26.)
No.1254 初陣(ベルギー)

 本日10杯目,通算27杯目は,日本の菅原氏とジャンデラン醸造所が共同醸造して完成したリオ・ブルーイングのビールです。地ビールフェスティバルでは,異色のビールです。ベルギービールを日本人向けにアレンジし,スパイスを使わず,日本で多く飲まれるビールと同じアルコール度の5%とし,その中で苦みも協調しすぎない,日本の繊細な美を消さないビールの美を表現するビールというコンセプトで造られています。フルーティーで瑞々しい美味しさでした。このあと,2杯ほど違うビールを飲み今回の地ビールフェスティバルをあとにしました。
☆☆☆☆(2012.8.26.)
No.1255 日本の彩プレミアム秋の幸(サッポロ)

 夏に続き,コンビニ限定の季節ビールです。メーカーの説明では,「日本の風土で手間ひまかけてつくった希少な国産麦芽とホップをベースに日本のビールならではの素材として北海道産米を使用。更に,季節の素材として,秋収穫の生小麦を一部使用し,丁寧に長期熟成する事でやわらかで豊潤な味わいに仕上げました。四季をもつ日本の風土・食卓にピッタリな『素材』と『味覚展開』,ニッポンの良さを詰め込んだビールです。」とあります。全体としては,麒麟の秋味のサッポロ版といったところでしょうか。アルコール度数5.5%。コンビニ限定だけに,安売りはしていないので,その分秋味の方が得な印象です。
☆☆☆☆(2012.8.31.)
No.1256 ヱビス・スタウト・クリーミートップ(サッポロ)

 ヱビスの新商品,限定醸造スタウトです。協働契約栽培麦芽100%,ドイツ・バイエルン産アロマホップをふんだんに使用して長期熟成するというヱビス独自のこだわりの製法を踏襲しています。ヱビス酵母を使用した,日本人の味覚に合わせた「ジャパニーズスタウト」がウリです。。いつまでも消えないクリーミーな泡が特徴で,グラスへ注ぐと「サージング」と呼ばれる泡の対流が発生し,目にも美しい白い泡と黒いビールのコントラストを生み出します。ビターチョコのような甘さを抑えたすっきりしたスタウトで,とても気に入りました。アルコール度数5%。320ml缶。
☆☆☆☆(2012.9.1.)
No.1257 諏訪浪漫りんどう(麗人酒造)

 長野県諏訪市の地ビールです。諏訪浪漫ビールは,寛政元年創業の日本酒製造の酒蔵,麗人酒造が醸造しています。仕込み水には,自社井戸に湧き出る霧ケ峰高原の伏流水に,信州上諏訪温泉の温泉水をブレンドしています。温泉水に含まれるミネラル分が酵母の発酵を促進し,キレ味の良いビールを醸します。スタイルは,ドイツ・デュッセルドルフのアルトスタイル。長野県の県花「りんどう」をイメージし,カラメル麦芽を大量に使用した地ビールです。甘い香りとコク,そしてホップのスッキリとした苦味の調和したビールです。地ビールにしては,バランスのよい上品な美味しいビールでした。アルコール度数5%。
☆☆☆☆(2012.9.4.)
No.1258 諏訪浪漫しらかば(麗人酒造)

 昨日に続き,長野県諏訪市の地ビールです。今日は,ドイツ北部・ケルン地方で愛飲されているケルシュ・スタイルのビールです。長野県の県木「しらかば」をイメージし,淡色麦芽を使用しています。華やかな香りと,切れ味の良さが特徴とのことですが,このタイプは,地ビールとしては可もなく不可もなく個性に乏しい印象です。ドライな分,地ビールらしさに欠けています。原料の麦芽には厳選した二条大麦を100%使い,一番麦汁のみを使用したオールモルトプレミアムビールではありますが,あまり好みではありませんでした。アルコール度数5%。
☆☆☆(2012.9.5.)
No.1259 諏訪浪漫くろゆり(麗人酒造)

 麗人酒造の3本目です。長野県を代表する高山植物「くろゆり」をイメージしたスタウト・スタイルの地ビールです。ローストした麦芽の香ばしい香りと,上質なホップの爽やかな苦味が特徴の黒ビールです。スッキリと飲みやすい口当たりのビールに仕上げてあります。これまでの3タイプの中では,一番好みです。癖がなく,スッキリしている点が印象的です。日本酒の醸造所だけあって上品なビールではありますが,全体的に平均点より上という感じで,個性には欠ける気がします。いい仕事はしていますが,その点が少々残念です。
☆☆☆☆(2012.9.6.)
No.1260 秋宵(アサヒ)

 麒麟の秋味,サントリーの秋楽,サッポロの秋の幸に続いて,アサヒも秋製品を出しました。高濃度醸造による,芳醇なコクが楽しめる秋季限定醸造の新ジャンルです。コク・苦味・後味のバランスが絶妙にとれたアルコール度6%のリッチな味わいが特徴とのことです。高濃度醸造というのが,勉強不足でわかりませんが,結論から言うと,ビールではなく新ジャンルの味です。麒麟とサッポロのビールにはかないません。新ジャンルは,サッポロとサントリーに任せて,スーパードライの秋バージョンを出して欲しかったです。原材料は,発泡酒(麦芽,ホップ,大麦,コーン,スターチ),スピリッツ(大麦)です。350ml110円。
☆☆(2012.9.7.)

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