No.1241 曽爾高原ヘレス(曽爾村観光振興公社)

 引き続き,一関地ビールフェスティバルで飲んでいます。10杯目は,箱根ビール足柄ヴァイツェンをいただきました。そして,11杯目が,奈良県曽爾村の季節限定地ビール,ヘレスです。ミュンヘンの伝統に従って,麦芽のうまみが濃く,甘味もありホップの苦味が弱いのが特徴です。このタイプは個人的に好みではありませんが,限定という言葉に釣られて買ってしまいました。可もなく不可もなくといったところでしょうか。奈良県まで飲みに行くことを考えればそれなりに価値はあると思いますが。アルコール度数は6%とやや高めです。
☆☆☆(2012.8.25.)
No.1242 ペールエール(オオヤブラッセリー)

 12杯目は,富山市に2008年創業したオオヤブラッスリーのペールエールです。生産量が極端に少なくなかなか手に入らない貴重な地ビールです。淡いレンガ色,キャラメル的な麦芽香とグレープフルーツを想わせるホップ香が見事に調和しています。キレもありながら,深みを増すため2種類の酵母で2段階発酵させているそうです。あくらのキューイIPA以来のヒットです。フルーティーでバランスのよい最高の1杯でした。アルコール度数5%。
☆☆☆☆☆(2012.8.25.)
No.1243 博石館ドライスタウト(岩本)

 岐阜県中津川市の季節限定地ビールです。御影石の岩盤からしみ出してくる地下水とローストバーレー,クリスタルモルトを使用したスタウトスタイルのビールです。口に含むと,コーヒーの様な風味が感じられ,強めのコクと苦味が特徴的です。アルコール度数を4.5%と抑えめにしているため,程よい苦みとすっきりとした味わいでぐいぐい飲めるビールに仕上がっています。本日,初めてのスタウトスタイルなので,とても新鮮な美味しさでした。なお,残念ながら(株)岩本では,8月31日をもって地ビール醸造から撤退しています。あとで知ったことですが,最後の博石館ビールとなりました。
☆☆☆☆(2012.8.25.)
No.1244 長浜エール(長濱浪漫)

 14杯目になります。滋賀県長浜市の長濱浪漫が醸造するペールエールスタイルのビールです。クラシックなエールスタイルを基本とした,ホップの苦みとモルトの甘みが絶妙です。フルーティーで芳醇なとても美味しいビールでした。これで地ビールチケット2枚終了です。昨年は,飲み過ぎて途中から何を飲んだか分からなくなってしまったので,その点を反省し,単語カードにメモを取ってカメラに収めました。メモの文字が酔っています。
☆☆☆☆☆(2012.8.25.)
No.1245 ブラウン・エール(十勝ビール)

 チケット3枚目,本日15杯目になります。トータル3リッターになります。かなり酔ってきました。北海道帯広市の地ビールです。スタイルが表示していないブースでは,スタイルを訊いてから購入しているのですが,ブラウンエールですと言われました。それにしても,見るからにブラウンエールではない。実際飲んでみると薄いスタウトスタイルのよう。酔っているので確信はありませんが,十勝黒生というスタウトだったのかなと思っています。ちょっと釈然としませんが,味はスッキリしていて美味しかったです。
☆☆☆☆(2012.8.25.)
No.1246 遠野ズモナ・メルツェン(上閉伊酒造)

 16杯目に大山Gビールを飲み,本日最後の17杯目は,地元岩手県の遠野市にある酒造メーカーが造る限定地ビールです。とてもフルーティーで甘みの強いビールです。日本一のホップの産地ではありますが,ホップの苦みは利いていません。その点が個人的には物足りなく感じますが,本日,最後を飾るにふさわしい美味しいビールでした。このあとホテルにチェックインし,しばし休息の後,夜の街へ繰り出します。
☆☆☆☆(2012.8.25.)
No.1247 ミノオ・ブルーム(エイ・ジェイ・アイ・ビア)

 一関地ビールフェスティバル2日目です。通算18杯目です。夕べも飲み過ぎましたが,朝,散歩をしたので二日酔いではありません。体調も良好です。まずは,大阪の箕面ビールの限定醸造です。ベルギー酵母のフルーティさとアメリカンホップの柑橘系の香りがバランス良い爽やかなビールです。ベルジャンスタイルでありながら4種類のアメリカンホップの強い苦みが爽快です。本日,1杯目から大ヒットです。
☆☆☆☆☆(2012.8.26.)
No.1248 Gケルシュ(銀河高原)

 本日2杯目,通算19杯目です。地ビールの中では最大手の岩手県和賀郡西和賀町にある銀河高原ビールです。おなじみのヴァイツェンスタイルではなく,樽限定のケルシュスタイルです。ヴァイツェンとは異なり,かなりキリリとしたドライなビールです。限定という言葉に思わず飛びついてしまいましたが,やっぱり銀河高原はヴァイツェンが一番と改めて思いました。夏にぴったりのスタイルではありますが,個人的には洗練されすぎていて物足りなさを感じました。
☆☆☆(2012.8.26.)
No.1249 六甲IPA(アイ・エヌ・インターナショナル)

 本日3杯目,通算20杯目は,大沼ビールのアルトをいただきました。そして,4杯目通算21杯目は,神戸市の地ビール六甲IPAです。IPAは好きなスタイルなので,大いに期待しました。香り高く極め細やかな味わいと香ばしさ,そして通常の2倍の量のホップを使い強い苦味の喉ごしが特徴のビールですが,思ったより,キレがありすぎ薄い印象でした。アルコール度数5%というのもIPAにはふさわしくないように思います。そこのところが残念でした。
☆☆☆(2012.8.26.)
No.1250 吉田町ゴールド(ベイブルーイングヨコハマ)

 本日5杯目,通算22杯目です。昨日に続き,ベイブルーイングヨコハマのゴールデンエールスタイルです。柑橘系のフルーティーな香りが心地よいです。とても上品です。見た目の色合いからは,もう少し濃厚でもいいような印象ですが,夏の昼間に飲むにはこのくらいがちょうどいいのかも知れません。このところ,実力のある小さな醸造所が増えてきているは,地ビール愛好家としては嬉しい限りです。一関地ビールフェスティバル,まだまだ続きます。
☆☆☆☆(2012.8.26.)

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