No.1201 ジャパン・ゴールド(アサヒ)

 アサヒの新製品。ロンドンオリンピック日本代表応援用の期間限定新ジャンルです。イギリス産ホップ「ケント・ゴールディング」を一部使用し,華やかな香りに仕上げています。今までの新ジャンルと比べ,見た目は濃い色合いの琥珀色で,見た目の通り芳醇な味わいが楽しめます。かなりビールに近い味です。次々と発売される大手メーカーの新ジャンルですが,期間限定はもったいない旨さでした。原材料は,発泡酒(麦芽,ホップ,大麦),スピリッツ(大麦)です。アルコール度数5%。350mlコンビニにて139円。
☆☆☆(2012.7.10.)
No.1202 ローグ・ジャズ・ガイ・エール2012(アメリカ)

 販売店の説明だと,「ローグがポートランドで開催されるジャズ・フェスティバルの為に特別に醸造したアメリカン・アンバーエールで,ラベルは数種類が確認されており,ヴィンテージ毎にデザインが異なります。味わいのインパクトはまずモルティ!そして苦味が訪れ,その中に良い意味での極微量な酸味を感じます。カーボネーションは細かく弾け,一つ一つの泡にアロマが詰まっているように高いホップアロマが口中に広がります。余韻はどこまでもフルーティでアロマティック!かなりホッピーです。スタイルは,まるでセッションエールかと思うほど癖がなくドリンカブルでみずみずしさがある,気楽で軽快なアンバーエール!ガブガブと飲むのにもぴったりなミディアム・ライトなボディなのに味わいもしっかりしていて流石のクォリティ。」となります。これって,そうとうマニアックでないと通じないかな。私には分かります。旨いです。アルコール度数5%。650ml840円。
☆☆☆☆☆(2012.7.11.)
No.1203 アイス・ラガー7(サッポロ)

 夏季限定新ジャンルが,アルコール度数7%になって,再発売されました。「高炭酸」による力強く刺激的なおいしさと,「氷点熟成製法」による冷涼なのどごしを楽しめるというのが,この新ジャンルのウリです。7%になっても,所詮新ジャンルです。サッポロには,不動の新ジャンル麦とホップがあります。麦とホップで十分です。原材料は,発泡酒(麦芽・ホップ・大麦・糖類)・スピリッツ(大麦)です。味は,好みではありませんでした。
☆☆(2012.7.12.)
No.1204 ヴェリタスブロイ・ピュア&フリー(ドイツ)

 モルト・ホップ・水・酵母のみを原料にするという本場ドイツの「ビール純粋令」を厳格に守り,創業385年の老舗ブルーワリーと大阪の輸入業者パナバックが共同開発したノンアルコール飲料です。原料はプレミアムモルト,ファインホップと天然水のみで,添加物は一切使用していません。休日の午前中,ギリギリありかなという飲み物です。価格が安いのが取り柄で,特に積極的に飲みたいものではありませんでした。330ml88円。
☆☆(2012.7.14.)
No.1205 ラグニタスIPA(アメリカ)(再)

 鮮やかなアンバーカラーからはホップ由来のグレープフルーツ,パイナップル,オレンジピールと言った芳醇なシトラスフレーバーが漂い,みずみずしさを携えた香ばしいモルトの旨味がいっぱいに広がります。とにかくバランスに優れたIPAで,完璧と言っていいスタイルの王道を行く完成度です。以前から欲しかったパイントグラスを買いました。個人的には,ピルスナーグラスの口当たりが好きなのですが,IPAにはパイントグラスが似合います。アルコール度数6.2%。355ml567円。(以前飲んだことがルのに初めて飲んだつもりでカウントしてしまいました。整理番号上やむを得ずNo.1205とします。)
☆☆☆☆☆(2012.7.18.)
No.1206 ブリュードッグ・チャレンジャーIPA(スコットランド)

 このシリーズは,IPAの命の源とも言えるホップそのものの魅力に着目し,複数種類を使用するのが主流のホップを敢えて1種類で仕上げ,その品種毎の魅力を伝えようというビールを飲みながら勉強も出来てしまう面白い企画です。大好評だった第一弾に引き続き,待望のシリーズ第二弾です。チャレンジャーだけを使用したIPAですが,さすがに苦みが単純というか物足りなさを感じます。企画としてはいいけれど,作品としての完成度は,今一つといったところでしょうか。美味しいビールではありますが,ブリュードッグなら,もっと旨いIPAができるはずです。アルコール度数6.7%。 330ml525円。
☆☆☆☆(2012.7.19.)
No.1207 ブリュードッグ・ギャラクシーIPA(スコットランド)

 昨日に続き,IPAイズ・デッド・シリーズの第2弾です。ギャラクシーは、オーストラリア産のホップを使用して造られます。強い苦みとフルーティーな香りは昨日と変わりません。どちらかというと,チャレンジャーよりこっちの方が味わいが柔らかくふくよかな感じです。同時に飲み比べたわけではないので,正確ではありませんがギャラクシーに軍配を上げたいと思います。今日の方が体調がいいだけの話かも知れません。アルコール度数6.7%。 330ml525円。
☆☆☆☆(2012.7.20.)
No.1208 ダイレクトショット(アサヒ)

 アサヒビールが発売した第3のビールの新商品です。このビールのウリは,世界最大となる新開発の飲み口を採用したことです。新商品は,同社の従来の第3のビールに比べ,飲み口を約1.3倍に拡げたほか,高めの炭酸ガス圧と麦芽など原料配合の調整などで「ゴクッと飲める爽快な味わいを実現した」そうです。基本的にグラスで飲むのが好みなので,缶の飲み口には関心がありません。肝心の味は,やっぱり新ジャンルで,ビールとは明らかに違うので,暑い日にぐっと飲む価格だけが魅力の飲み物です。アルコール度数5%。350ml139円。
☆☆(2012.7.22.)
No.1209 カルデラ・ローズペタル・インペリアル・ゴールデンエール(アメリカ)

 名前とラベルが示す通り,ブルガリアン・ローズウォーターを副原料に使用し,通常のブロンドエールに高貴で女性的な華やかさを演出しています。ローズペタルとはバラの花びらのことで,ハーブや石鹸など身近なアロマに幅広く愛用されているそうです。かなり特異な香りのビールです。やや高めにアルコール度数が設定されていますが,ローズの香りが,意外にビールに合い,柔らかで喉ごしもスムーズです。アルコール度数6.7%。650ml798円。アメリカの地ビールとしては破格の安さです。
☆☆☆☆(2012.7.23.)
No.1210 アンカー・ブレックルズ・ブラウン(アメリカ)

 アンカー社創立140周年を記念して醸造されたメモリアル・ビールです。ブリュワリーに現存するオールモルト・ブラウンエールのレシピを元に,アメリカ生まれの新しいホップ「シトラ」を使うなどの改良を加えて出来上がった期待のニュー・ブラウンエールです。ダーク・ブラウンカラーの濃厚なボディの割りにキレがありすっきりしています。それでいて,シトラホップ特有のオレンジピール,グレープフルーツといったシトラス・フレーバーの香りとナッティな深い味わいがアンカーらしさを感じさせます。さすが老舗です。アルコール度数6%。355ml378円。
☆☆☆☆(2012.7.24.)

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127.本日のビール(104)No.1201〜1210
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