No.1061 ジョッキ黒(サントリー)

 サントリーのジョッキ生シリーズの限定醸造,ドゥンケル系第3のビールです。黒にすると微妙な味がわからなくなるので,ビールと間違える旨さかなと思いましたが,結構簡単に見破れました。明らかにビールではありません。ビールではありませんが,美味しく飲めました。別の飲み物と思えば,気になりません。アルコール度数5%。原材料は,発泡酒(麦芽・ホップ・糖類),スピリッツ(小麦),炭酸ガスです。
☆☆☆(2011.12.28.)
No.1062 ハマナスドラフト(網走ビール)

 網走の地ビールです。と言っても発泡酒ですが,意外に美味しいです。東京農業大学の技術指導の下,地元オホーツク産の天然はまなすの果実を原材料に使用する事で,はまなすの香りとフルーティーな味わいを表現しています。また,花びらの「ルビーレッド」にもこだわり,天然色素のアントシアニンを使用する事でクリアーで輝いた鮮やかな赤色を表現する事に成功しています。見た目にも美しく,フルーティーで爽やかな1本でした。アルコール度数5%。330ml420円。
☆☆☆☆(2011.12.29.)
No.1063 ラオホラガー(エチゴビール)

 ビールがとても大好きです。それでも,どうしても好きになれないビアスタイルが3つあります。アビースタイル,バーレーワインスタイル,そして本日のラオホスタイルです。ラオホとは,ドイツ北バヴァリア,バンベルクに伝わる古典的な燻製ビール(ラオホビール)と呼ばれているスタイルで,フレーバーはスモーク(燻製)感とモルト(麦芽)感をほど良いバランスにした爽快さよりも味わいを重視したミディアムボディのビールです。燻製を食べながらいただくビールは美味しいけれど,ビール自体を燻製にしなくてもいいと思うのですが。では,何で購入したのかというと,季節限定という言葉に負けてしまったわけです。アルコール度数5%。350ml263円。
☆☆(2011.12.30.)
No.1064 作州津山ビール・ヴァイツエンアルト(多胡本家酒造)

 岡山県津山市の酒造メーカーが造る地ビールです。麦芽100%生きているビール酵母入りの生ビールです。デュッセルドルフで古くから親しまれているアルトビールをベースに,カラメル麦芽とピルスナー麦芽に小麦麦芽をブレンドして造り上げたバイツェンアルト・スタイルです。色は深みのあるレッドブラウン色で,高いフレーバーと少し酸味のある重厚でコクのある味が特長です。アルコール度数5%。330ml 399円。
☆☆☆(2011.12.31.)
No.1065 知床ドラフト(網走ビール)

 網走市の地ビールメーカーが造る発泡酒です。色,香り,共に独創的な1本です。色は,知床の雄大な景色の色合いに近づける為に,様々な天然色素の中から,「スピルリナ」を含め3種類の天然色素を用い,透明感と深みを併せ持つ神秘的な緑色となっています。およそビールらしくありません。香りについても,あえてホップの使用を抑え,知床の大自然を感じさせる豊かな香りを再現使用としています。グリーンガムやキシリトールガムのような香りです。ちょっとやり過ぎではないのかなと思いました。ビールからはほど遠いです。アルコール度数5%。330ml420円。
☆☆☆(2011.12.31.)
No.1066 作州津山ビール・メルク(多胡本家酒造)

 ハレー彗星と満天の星=宇宙をモチーフにしたラベルデザイン。イラストレーションは日本を代表するイラストレーター,西口司郎氏によるものです。「メルクビールは満天の星空が美しい岡山・作州の豊かな自然から生まれた地ビールです。澄みきった空気の中で,加茂川の銘水を使い,吟味し尽くした原材料で仕上げた,一杯の“おいしい”小宇宙。それがメルクビールです。」とありますが,これではタイプがわかりません。飲んでみると,小麦麦芽とピルスナー麦芽を使い,香りと苦味を抑えた,さわやかな飲み口が特長のヴァイツエン・スタイルでした。ところで,MERCって何なのかな。
☆☆☆☆(2012.1.1.)
No.1067 じゃがドラフト(網走ビール)

 北の大地に咲き誇るジャガイモの花びらを色鮮やかな紫色で表現した発泡酒です。原材料は,糖化スターチ,麦芽,バーレイシロップ,ジャガイモ,ナガイモ,マタタビ,ホップ,アントシアニン色素,スピルリナ色素です。純粋なビールからはほど遠い原材料ですが,努力は認めたいです。すっきり爽やか,ジュース感覚で飲める発泡酒でした。アルコール度数5%。330ml420円。
☆☆☆(2012.1.1.)
No.1068 流氷ドラフト(網走ビール)

 網走ビールのホームページを見ると,「オホーツクの空・海・流氷をイメージした『オホーツクブルー』をコンセプトにオホーツク海の流氷を仕込水に使用しコクがあり爽やかな軽い飲み口に仕上げました。東京農業大学生物産業学部による技術指導のもと開発され,今までにない澄んだ鮮やかなオホーツクブルーの海ときめ細かい泡立ちにより泡は,ほんのりブルーで海に浮かぶ流氷をイメージさせます。グラスに注ぐとそこには,ロマンあふれる冬のオホーツク海が広がります。」とあります。釧網本線の北浜駅に降り立ち,流氷を見たのは30年近く前になります。旅に出たくなる味でした。アルコール度数5%。330ml420円。
☆☆☆☆(2012.1.2.)
No.1069 作州津山ビール・スタウト(多胡本家酒造)

 スモーキーな香りのビターなスタウト・スタイル。豊かなローストの香りと,上面発酵特有のフルーティーな酸味,独特なフレーバーが特徴です。麦芽には,エール麦芽,小麦麦芽,クリーンロースト麦芽,カラメル麦芽を使用しています。苦味をおさえ,コクと甘みを深めた飲みやすい黒ビールに仕上げています。ラベルにある皆既日食をイメージして造られているそうです。アルコール度数5%。330ml 399円。
☆☆☆☆(2012.1.3.)
No.1070 マルテンス・ピルス(ベルギー)

 久しぶりのベルギービールです。ベルギービールは,良くも悪しくも個性派揃いで購入するのに勇気がいりますが,この缶ビールは,330ml158円です。はずしても損害が少ないです。ベルギーのマルテンス醸造所で造られ,日本向けに輸出されています。輸入元は,コルドンヴェール。やまやで購入しました。味の方は,ベルギービール独特の香りがあるもののフルーティーで飲みやすいビールでした。原材料にコーンを使っている点がマイナスです。アルコール度数5%。安かったので高評価です。
☆☆☆☆(2012.1.4.)

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111.本日のビール(90)No.1061〜1070
☆の数は,個人的な味の好みです。最高5つ。