No.1051 粋生スーパープレミアム(エチゴ)

 新潟市にあるエチゴビールが造る地ビールです。麦芽100%生ビールながら,185円という安さから,一見して東南アジアの輸入ビールと思ってしまいました。味の方も東南アジアのピルスナーに近く,地ビールらしさは感じられませんでした。それにしても,350ml185円というのは,日本の地ビールとしては最安値ではないでしょうか。500円を超える地ビールも珍しくないのですから,その点は,大いに評価できます。新潟県内の大型酒屋さんで購入しました。アルコール度数5%。
☆☆☆(2011.12.10.)
No.1052 エールド・ル・レクチェ(新潟麦酒)

 新潟市にある新潟麦酒が造る地ビールです。新潟県白根市で採れた洋梨「ル・レクチェ」をドイツ産モルトで仕込んだビールとブレンドしています。洋梨の上品な甘さと香りがビールによく合います。ボトルコンディショニングタイプの発泡酒です。酵母の濁りで柔らかな口当たりとなっています。バランスのとれたおいしさです。気に入りました。アルコール度数4.5%。350ml315円。地ビールとしては,かなり安いと思います。新潟県内の大型酒屋さんで購入しました。
☆☆☆☆(2011.12.11.)
No.1053 ノンアルコール(新潟麦酒)

 娘が体調不良を訴えています。もしかしたら,夜中に病院ということもあるかも知れません。そんなときは,とりあえず,ノンアルコールビールです。ノンアルコールビールは,まずい。という常識を覆す1本です。大手ビールメーカーのノンアルコールビールが,ピルスナータイプとしたら,こちらはエールタイプのノンアルコールとでもいったらよいのでしょうか。モルトの甘み,ホップの苦みがしっかりしています。原材料は,大麦,麦芽,ホップのみ。変な副原料は入っていません。旨いです。驚きの1本です。350ml168円。
☆☆☆☆(2011.12.12.)
No.1054 新潟ビール(新潟麦酒)

 新潟市にある地ビールメーカーが造るベルギータイプの缶ビールです。地ビールで,ベルギータイプは,比較的珍しいです。この醸造所は,いろいろなタイプのビール造りに挑戦しています。ベルギータイプのビールは,妙に甘かったり,独特の香りがあったりで,あまり好みではありませんが,ベルギービールファンには,たまらない美味しさなのではないでしょうか。原材料は,麦芽とホップ,缶内自然発酵の酵母入りビールです。アルコール度数4.5%。330ml265円。
☆☆☆(2011.12.13.)
No.1055 スイス・マウンテン(スイス)

 不思議なデザインのラベルにつられて買ってしまいました。緑の瓶は,すっきりしたビールの場合が多いのですが,予想通りのすっきりラガービールでした。輸入元ホームページによると「明るいゴールドでマイルドさと,かすかなフルーティさが際立ったビールです。純粋なピルスナーモルトと3つのタイプのホップから醸造され,さわやかな苦味とフレーバーと非常に軽いアロマに仕上がっています。又,3ヶ月間,山の地下貯蔵庫で熟成する為,顕著なバランスを保っています。」とのことです。アルコール度数4.8%。330ml428円。
☆☆☆(2011.12.18.)
No.1056 イネディット(スペイン)

 世界一予約のとれないといわれるスペインの超高級3つ星レストラン「エルブジ」の料理長フェラン・アドリアとソムリエチームが,「セレブを迎えるワインはあるが,ビールがない」をコンセプトにして,バルセロナNo.1のビールメーカー「ダム社」と共同開発して生まれたビールだそうです。柑橘系の酸味が特徴です。シャンパンのようにフルーティーで華やかな香りは,高級感があります。原材料は,麦芽,小麦,砂糖,ホップ,コリアンダー,オレンジピール,リコリス,酸化防止剤(ビタミンC)です。アルコール度数4.8%。500ml680円。
☆☆☆☆☆(2011.12.19.)
No.1057 麦の頂(台湾)

 第3のビールです。輸入ビール(アジア)です。350ml缶で98円です。とくれば,だいたい味は想像できます。ずっと冷蔵庫で眠っていました。飲む気になれなかったのです。ということで,全く期待せずに飲んでみて,驚きました。結構イケるのです。輸入元「巨林フーズ&リカー」のホームページによれば,「カナダ産モルト,オーストラリア産大麦のシンキョ工場のこだわりのホップ,副原料として台湾産新米を使用しています。まろやかでライトな口当たりに定評のある青島(チンタオ)ビールの工場で丁寧に作りあげました。」とあります。ドライでキレがあり,麦の味もしっかりしています。この値段なら十分いただけます。アルコール度数5%。
☆☆☆(2011.12.20.)
No.1058 小樽ビール・ピルスナー(アレフ)

 小樽には,かつて4つの地ビール醸造所がありました。現在は,北海道麦酒醸造と小樽ワイナリー,そしてこのアレフの3社が地ビールを造っているようです。アレフは,びっくりドンキーの運営会社として知られています。北海道へ毎年スキーに行っていた若い頃,「小樽倉庫No.1」で飲んだヴァイツエンが,私と地ビールの出会いとなりました。そういう意味で,思いで深い地ビールです。モルトの旨味がぎっしり詰まった味わい深いビールでした。アルコール度数4.9%。北海道のお土産でいただきました。
☆☆☆☆(2011.12.24.)
No.1059 小樽ビール・ヴァイス(アレフ)

 私が地ビールにハマるきっかけになったビールが,まさにこのビールです。バナナのようなフルーティーで濃厚な甘い香りが絶品です。もちろん,瓶ビールより,小樽倉庫で飲んだビールはもっとうまかったはずです。それでも,当時の思い出を懐かしむのに十分な美味しさでした。「北海道,温泉と地ビールを巡る旅」なんてできたら,最高なんですが,現実は厳しいです。アルコール度数5.4%。
☆☆☆☆☆(2011.12.25.)

No.1060 小樽ビール・ドンケル(アレフ)

 お土産でいただいた3種類の小樽ビール,最後の楽しみにとっておいたドンケル・タイプ,ちょっと期待はずれでした。ヴァイス・タイプがとっても旨かったので,そう感じるのかも知れませんが・・・。ラベルには,「4種類の厳選された麦芽のブレンドとドイツの伝統的な製法によって生まれるカラメルフレーバーが特徴」とあります。すっきりしている分,インパクトが弱いと思いました。アルコール度数5.2%。
☆☆☆(2011.12.27.)

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110.本日のビール(89)No.1051〜1060
☆の数は個人的な味の好みです。最高5つ。