飲み直しコーナー

 本日のビールコーナーは,No.195から独立したコーナーになったため,それ以前に飲んだ昔のビールを飲み直してみました。いろいろなビールを飲んできて,好みも味覚も変わってきたと思うので,改めて評価し直してみたいと思います。その日の体調や,もろもろの条件で評価も違ってくるのではないかと思います。すでに,飲み直すことのできない銘柄もありますが,とりあえず,No.1~No.194の中から,少しずつピックアップして紹介していきます。
No.88 よなよなエール(ヤッホー・ブルーイング)

 ここしばらくは,家で毎日必ず1本飲むのがこのビールです。とにかく旨いペールエールです。こんなに旨い地ビールが,260円で飲めるのです。他の地ビールなら2倍はすると思います。本当は,アメリカの地ビールの方が好きなのですが,それだと3倍近い価格になってしまいます。毎日飲める価格としては,よなよなエールをおいて他にはありません。近くのスーパーで買えるのも魅力です。2007年7月28日の評価は,☆☆☆でしたが,今では,完全に☆☆☆☆☆です。たぶんこれは,今後も変わることのない評価だと思います。☆☆☆とは,大変失礼なことをしました。お詫びいたします。
(2012.1.4.)
No.8 COEDO伽羅(コエドブルワリー)

 埼玉県三芳町の地ビールです。色は,赤褐色。カラメルのような芳ばしさを思わせる香り高いアロマホップと麦芽のコクが特長のラガービールです。きめ細やかな泡立ちの奥に潜む濃厚で滑らかな味わいで,しっかりとしたボディは,地ビールならではです。2006年11月8日に飲んで以来,たまに飲みますが,よなよなエールより20円高いので,どうしても定番は「よなよなエール」になってしまいます。近くのスーパーで普通に買えます。評価は,変わらず☆☆☆☆です。
(2012.1.5.)
No.19 サッポロ黒ラベル(サッポロビール)

 国産大手ビールメーカーの中では,一番喉ごしが柔らかで,クリーミーなビールだと思います。味には特徴がなく,前回の評価でも,可もなく不可もなく普通と記述しましたが,その評価は変わりません。その分安心して飲めると言うこともできます。原材料に米・コーン・スターチを使用しているので,純粋麦芽100%ビールではありませんが,安心感,安定感は,一番です。ずっと変わらずに守り続けて欲しい日本を代表するビールです。評価は変わらず,☆☆☆。
(2012.1.8.)
No.4 COEDO瑠璃(コエドブルワリー)

 ピルスナーにしては,モルトの旨味とホップの香りが効いています。上品な味わいで,大手メーカーでは味わえない美味しさです。ただ,繊細で上品ではありますが,その分,地ビールらしい個性に欠ける印象です。2006年11月3日の評価では,プレミアムモルツに近い味と表現していますが,今飲んでみると近くないです。プレモルよりは,喉ごしが重いです。地ビールとしては,350ml280円は安いですが,プレモルと比較すると結構微妙なところです。今日は特に寒いせいかもしれませんが,ちょっと評価を下げて,☆☆☆とします。
(2012.1.11.)
No.105 プレミアムモルツ(サントリー)

 毎日飲むビールの定番が,現在は「よなよなエール」になっていますが,その前は,この「プレミアムモルツ」でした。樽生も当然いけますが,瓶や缶でも十分旨いです。画像の缶ビールは,コンビニ限定の330ml缶です。ちょっと小ぶりですが,238円とお値段も手頃になっています。もちろん,お酒の量販店で350ml缶を買った方が安いのですが,コンビニに立ち寄ったときには手軽に買えるので良いと思います。評価は,不動の☆☆☆☆☆です。
(2012.1.12.)
No.77 銀河高原ビール・小麦のビール(銀河高原ビール)

 銀河高原ビールの定番,「小麦のビール」です。 南ドイツ伝統の「ヴァイツェン」のレシピを元に日本でアレンジした商品で,「小麦麦芽」と「大麦麦芽」をブレンドして作られています。ビール酵母入り,天然水仕立て,厳選された麦芽とホップにこだわり副原料も使わない製法がこのビールのセールスポイントです。準大手メーカーであり,ピルスナーで勝負していないところがよいです。瓶ビールは,シルバーボトルの商品名で販売されています。今回は,缶を久しぶりに飲みました。社名は,東日本沢内総合開発から,2010年2月より株式会社銀河高原ビールへに変わりました。350ml248円。
☆☆☆☆(2012.1.19.)
No.38 秘峡黒部ピルスナー(銀盤酒造)

 お取り寄せで飲んで以来5年ぶりの登場です。今回は,地元富山の居酒屋で飲みました。家で飲むのと居酒屋で飲むのでは当然評価は異なります。前回の評価は,☆☆でしたが,今回は,ブリしゃぶと深層水アワビをいただきながらのビールでしたので,少し評価を上げたいと思います。それにしても,おいしい地ビールのピルスナータイプにはなかなか出会えません。個人的には,ピルスナーは日光ビールが好きなのですが,震災以来,休業中のようでとても残念です。
☆☆☆(2012.1.29.)
No.10 とれたてホップ一番搾り(キリンビール)

 とれたてホップとそうでない普通の一番搾りの違いがよくわかりません。同時に2本飲めばわかるのだと思いますが,できるだけいろいろなタイプのビールを飲みたいので,なかなか実験できないでいます。私にとっては,一番搾りはビールのスタンダードです。スーパードライだという人も多いと思いますが,個人的には,スーパードライはやや特殊な部類になります。一番搾りは,サッポロ黒と並んで日本を代表するビールだと思います。この普通の味がとても良いのです。
☆☆☆(2012.2.2.)
No.2 ヒューガルデンホワイト(ベルギー)

 生きた酵母を加え,瓶内で二次発酵させた自然な濁りが特徴です。オレンジ,コリアンダーの香り,爽やかな酸味が絶品です。ベルギービールの虜になるきっかけを作ったホワイトビールです。輸入ービールは,このビールに始まり,イギリスのエールタイプに移行し,現在ではアメリカのIPAに塡っています。出発点となったこのビール,久しぶりに飲みましたが,やっぱり旨いです。日本の地ビールもこの値段ではなかなか真似ができないと思います。絶品です。現在は,アサヒビールが輸入しています。アルコール度数4.9%。330ml398円。
☆☆☆☆☆(2012.2.4.)

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102.本日のビール・飲み直し(1)