No.991 六甲ピルスナー(アイエヌインターナショナル)

 地ビールフェスティバルin一関2日目,2杯目です。神戸市の地ビールです。六甲ビールは,地下50mの岩盤から湧き出た豊かな六甲山が育んだ天然水で醸造しているそうです。ピルスナータイプなので,私には薄く感じました。この醸造所は,IPAも定番であるので,個人的には,そちらを出品して欲しかったです。炭酸も弱めでした。ビールの写真を撮るのを忘れたので,画像は,会場の様子です。
☆☆☆(2011.8.21.)

No.992 曽爾高原ボック(曽爾村観光振興公社)

 3杯目です。曽爾高原ビールは,奈良・大和の奥深く,すすきの高原で有名な曽爾(そに)高原で醸造されています。日本神話に出てくる涌き水を使い,本場ドイツ・ブルーマイスターから受け継いだ技術を融合した非加熱・無ろ過で酵母が生きたまま入った限定醸造のビールです。ビールを熟成させる期間がなんと2倍もかかる超熟地ビールだそうです。このような限定地ビールを飲めるのも,地ビールフェスティバルの良いところです。とても旨かったです。
☆☆☆☆(2011.8.21.)
No.993 夏の小川ペールエール(麦雑穀工房)

 4杯目です。埼玉県小川町のマイクロブルワリーです。とても気に入って,昨日に続いての購入です。このテントでは,複数のビールを出品していました。夏の小川ペールエールは,いわゆるよくあるペールエールとは異なるテイストで,ザーツホップが結構効いています。夏らしくスッキリとした飲み口と,軽い麦芽の甘み,爽やかなホップの苦みが特徴です。個性的で,とても旨かったです。
☆☆☆☆(2011.8.21.)
No.994 遠野ズモナ・ペールエール(上閉伊酒造)

5杯目です。好みのペールエールタイプが続きます。岩手県遠野市の地ビールです。遠野は,ホップの生産日本一です。美味しくないはずがありません。「ZUMONA」という名前は、昔話の「むかしむかしあったずもな」の「ずもな」からきているそうです。定番のビールは,「クリスタルバイツェン」と「ゴールデンピルスナー」ですので,この「ペールエール」は,限定醸造だと思います。ありがたいです。昨日に続いて,本日も座席がだんだん一杯になってきました。
☆☆☆☆(2011.8.21.)
No.995 ゆきむすび(鳴子温泉ブルワリー)

 6杯目です。大崎市の北西部,間欠泉で有名な鬼首温泉郷に平成11年に設立された「(株)鳴子温泉ブルワリー」は,奥羽山脈の上質な水を使い,個性際だつ地ビール(主に発泡酒)を生産しています。ゆきむすびは,麦芽と小麦に,鳴子産の自然乾燥米“ゆきむすび”を加えたシャンパン風のビールで,フルーティーな甘味と酸味のバランスが良いです。上品な味わいで,ペールエールが続いたので口直しにちょうど良かったです。鳴子温泉に行ったときにとても気に入ったブルワリーだったので再会を嬉しく思います。
☆☆☆☆(2011.8.21.)
No.996 パイナップルエール(鳴子温泉ブルワリー)

 7杯目です。鳴子温泉ブルワリーの造るフルーツビールです。さすがに2日間ビールを飲み続けると,飽きてくるものです。そんなときは,フルーツビールもいいと思いました。奥羽山脈の上質な水を仕込み水に使い,淡色エールにパイナップルを加え熟成発酵しています。パイナップルの個性が際だったジュースに近い発泡酒でした。鳴子温泉ブルワリーでは,この他にもヤマブドウなど様々なフルーツビール造りに挑戦しています。経営の姿勢がとてもいいです。
☆☆☆(2011.8.21.)
No.997 山椒ポーター(麦雑穀工房)

 8杯目です。またしても,麦雑穀工房のテントに来てしまいました。この醸造所は,珍しいビールを次々提供するとても個性的なブルワリーです。斬新なアイデアで,およそビールに合うと思えない山椒を使っています。山椒の辛味やスパイシーさと同時にチョコレートモルトの甘みもあり,ポーターらしさをはずしていません。かなり微妙なバランスの味ですが,これが地ビールの醍醐味だと思います。応援したい醸造所の1つです。
☆☆☆(2011.8.21.)
No.998 箱根ピルス(小田原鈴廣)

 9杯目です。だんだん飲みたいビールもなくなってきました。個性的なビールが続いたので,普通のビールを飲みたくなりました。昨日に続いて小田原鈴廣の箱根地ビールです。定番のピルスナータイプをいただきました。ポーターを飲んだあとだけに,味が薄く感じました。全体のイメージもピルスナータイプなので,地ビールらしさが感じられず,印象は薄いです。飲んだ順番が悪かったということで,評価は低めになってしまいました。ごめんなさい。
☆☆☆(2011.8.21.)
No.999 ハーベストムーン・グレープフルーツ(イクスピアリ)

 10杯目です。帰りの新幹線の時間も近づいてきました。急いで飲みます。日本で8名しかいないビアテイスターの最高位資格「マスタージャッジ」の称号をもつビール職人たちがいる舞浜イクスピアリの季節限定ビールです。淡色エールをベースに,グレープフルーツ果汁を加え発酵・熟成しています。フレッシュなグレープフルーツの果汁を使用し,甘さを抑えた喉越しの良いスッキリ爽快な柑橘果汁テイストです。バランスが良く上品な味わいの地ビールです。気に入りました。
☆☆☆☆(2011.8.21.)
No.1000 サマーバケーション(イクスピアリ)

 11杯目です。地ビールフェスティバルin一関の最後の1杯は,記録を取り始めてから1000種類目となる記念すべきビールとなりました。これも,イクスピアリの季節限定醸造です。アルコール度数5%,ケルン産ケルシュを舞浜流にアレンジした上面発酵酵母が醸し出すフルーティーな香りとアメリカ産のカスケードホップをほんのり加えたフレーバーが特徴です。ライトボディーの爽やかでスッキリとした味わいの夏ビールでした。楽しい旅も,これで終わりです。
☆☆☆☆(2011.8.21.)

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101.本日のビール(83)No.991〜1000
☆の数は,個人的な味の好みです。最高5つ。ビールそのものの客観的な評価ではありません。